KXSR計画エンジン編 | Technical stories

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技術系の話など

今日もチームたくぼんのガレージに人影が見える。

あれは・・・たくぼんのようだ。

今日はチーフエンジニアの姿はまだない・・・

たくぼんはケータイを取り出すとどこかへかけ始める。

「ああ。チーフそろそろどうだい?」とたくぼん

「少々お待ちください。ただいまワックスがけの最中でして・・・」

「MRⅡにワックスがけかい?終わったらこっちへ頼むよ」

のんきにワックスがけをしていたようである。

しばらくするとチーフがMRⅡであらわれた。なかなかのマシン

である事は誰の目にもあきらかだ。

「すいません、あのフレームみたら自分のクルマもキレイにし

 ないとマズイかと・・・」

「いや、かまわんよ。ではエンジンを載せる準備をしよう」

テキパキと工具類を準備するチーフ

それを見守るたくぼん

「準備できました、監督」

「よし、やろう」

慎重にエンジンをフレームに載せ始める。

「軽い!こんなに軽いのか・・」

「そうだよ、チーフ。すんなり載るだろう。フロント側から

 合わせてくれ」

「わかりました。こんな・・・感じ・・ですね」

エンジンはピッタリとフレームに収まった。


$KSR80って大きなプラモデル!

「ボルトだけ入れておきます。おや?リヤ側には固定する所

 がありませんよ。」

「実はあるんだ。このフレームはエンジンとメインフレーム

 の間にサブフレームというかサブプレートがあってメイン

 フレームとエンジンを固定するんだよ。」

$KSR80って大きなプラモデル!

「なるほど!これならエンジンとフレームがピッタリとつなが

 ります。すごい搭載方法で、かつすごい強固なフレームだ!」

「はは、オカノインダストリィだからな。斬新すぎるよ。ここも

 すごいだろう?」

$KSR80って大きなプラモデル!

「すごい・・・ホントにすごい・・・・」

「これならエンジンの脱着も簡単だろ?耐久レースもOKだな」

「ええ?」

「よーし、ステップ関係も位置を確認しよう。チーフ、仮組みしてくれ」

チーフは左右のステップを組み付けていく。このマシンのために

作られたステップキットはコンパクトにまとまっている。


KSR80って大きなプラモデル!-ステップ7
KSR80って大きなプラモデル!-ステップ8

「見える!見えるぞ!このマシンの完成した姿が!」

チーフの言葉にうなづくたくぼんであった・・・・




次回は「キャブ取り付けとフレームの謎?」お楽しみに!

つづく