ここでは、受験直前期の話と入塾前にやっていてよかったことを徒然なるままに。

中学受験の振り返りはこれで最後!


 

​一月休むか問題

塾からは普段通りが1番だけど、感染症がはやるとみんな行かなくなると聞いていました。

息子と同じクラスの子は一月は全休だそう。


どうする?我が家?


給食大好きな息子と話し合って迷いに迷ってインフルエンザ流行り始めたこともあり、千葉入試の一週間前から2/3までお休みしました。


結果的にはインフルエンザで学級閉鎖になったりするクラスも出たので、非常によかったです。

ただ、親と子の2人だけで勉強するのはお互いにストレスになるので塾には通常通り通わせていました。塾はインフルエンザに感染した時以外は皆勤賞だったので、なんやかんや塾が好きだったんでしょうね(小学校には行き渋りましたけど、塾はなかった)。





 
いざ、受験本番!

埼玉から千葉、東京と毎日がジェットコースターのようでした。

受験が終わってからもしばらくは乗り物酔いをしているかのような気分で、今もあの日々からまだ2ヶ月経ってないの!?という気持ちです。


よく受験当日に子どもにどんな声がけをするか考えておいてと言われますが、我が家は以下の感じでだめだめです笑い泣き



埼玉

駅から徒歩で他愛もない話をしながら到着


息子「なにか僕に言っておくことある?」


私「(タイミングを逃して子から言われてしまった💦)えーっ、受かっても落ちてもいいので後悔のない試験をしておいで」


息子「ふーん」


終了


こりゃダメだと思って、千葉からは別れる前に積極的に「やれるだけはやったんだから楽しんでおいで!」と声をかけていました真顔


気負わない程度に声をかけたらもうそれでいいと思います(笑)



待ち時間は私は待合室の空気が重すぎて、しんどかったので全部外で映画を見たり楽しく過ごしていました。試験中の子どもに親にできることなんて神頼みか、試験を終えた子どもを笑顔で迎えるくらいなものなので1番ストレスの少ない方がいいとおもいます。待合室でずっと寝ていたなんてママ友もいるので、一度待合室にもいってみて柔軟に決めたらいいんじゃないかと思いました。


我が家は千葉が連続だったこともあり、入試が終わってから解答速報をみて自己採点は一切しませんでした。

自己採点したところでしょうがないから、というのが理由のひとつです。加えて、自己採点結果が良くなかった時に次の日のメンタルに影響する可能性もあったので、試験に関係なく苦手をなくす勉強をしました(私が資格試験後に解答速報で自己採点して、合格発表までヤキモキした経験からです笑い泣き)


うちの場合は人事尽くして天命を待つにつきました。





 
ドキドキの合格発表

全て子どもと一緒に発表当日に見ました。

私も知らない状態でみたので、一緒にドキドキ…。

大丈夫だろうとは思いつつも、頭の中では落ちた時の声がけをシミュレーションしていました。自分が受験するよりも数倍はドキドキでした滝汗


合格の文字を見た時に、子どもが嬉し泣きしているのを目の当たりにして、私ももらい泣きしちゃったりして…(子どもが嬉し泣きしているのなんてはじめてみました)。

その瞬間、なんだかもう全て報われた気がしました。

漫画二月の勝者で黒木先生がその瞬間を見られるのは親だけの特権という台詞がありましたが、本当にその通り!!!



千葉から先は合格発表も連続するので、戦略的に親が先に見て結果によって伝えるか決める方もいらっしゃるようです。

受験を終えた子供を捕まえるや否や大声で〇〇に受かっていたよ!と伝えている親御さん何人か目にしました。早く伝えたい気持ちや嬉しい気持ちはわかるものの、周りに人がごった返している中どうなんだろうな、とは思います。


我が家は①でも書いた通りですが、結果は以下のようになりました。


埼玉 東大特待 合格

千葉 御三家  合格

東京 男子御三家 合格


千葉①、②は特待生候補者でした。受験が終わってから自己採点したところによれば8割5部くらいとれていたようです。(あくまで自己採点なので、参考までに)。

千葉③の特待生は上位30人だったよう。どうやったらとれるんだろうアセアセ凄すぎて尊敬しかないー!!


 

中学受験をおえて​

終わりよければ全てよしとは言うものの、私自身もあんなに注意する必要はなかったよなぁと反省する部分もありとても濃い日々でした。


みなさん、何かしら受験経験や勉強した経験があると思います。私も中学受験の経験はないものの受験経験はあるもので、自分の勉強のやり方と子供のやり方が違うのに戸惑うこともありました。例えば、子どもは算数で解き筋がみえたら解かないこともあるのですが、私はちゃんと手を動かさないと気持ちが悪い。だから、当初はちゃんと解くように言ったりもしていましたが、子どもには非効率に映ったよう。

子どもは私じゃないから、子供のやり方で理解ができているなら早くに尊重してあげれば良かったなと反省しています。


受験を全て終えて塾の先生たちからも言われていたのだとは思いますが、子どもから


「中学受験をしてよかった。受験が楽しかった。支えてくれてありがとう。」


と言われたので今までの苦労が全て吹き飛ぶ…とは言いませんが(笑)、報われたようなそんな気がします。



家族会議の結果、予定通り第一志望の千葉の共学か東京の男子校に進学します。

匿名なのでよろしくも何もない気がしますが、同じ学校になる方よろしくお願いしますチョキ




 

余談:入塾前にやっていてよかったこと

  • 都道府県、世界地図がわかること
  • 算数検定(小6まで)
  • まんが 日本の歴史
都道府県と世界地図は幼稚園のときにマスターしていました。都道府県を抜き出しても、回転させてもどこの都道府県かわかるくらいに理解していました。当時は国旗が子どものなかでブームだったこともあり、世界地図もマスターしていたことが受験社会で活きました。特に4年生の社会はこのおかげで楽だったようです。
これは公文の地図パズルのおかげです。娘もこれでマスターしました。小さいうちから楽しく学べました。
次に、算数検定を終わらせて、算数の基本的な理解があったことも大きかったです。
受験算数は算数検定とは全くレベルが異なりますが、基礎を学ぶには最適だと思います。
年長で終わらせていましたが、検定会場で小さいうちから試験を受ける経験は場慣れする意味でも良かったそう。

算数検定は親が教えられるなら過去問をやれば充分かと思います。勉強の自走を前提にするなら要点整理もあると自分で調べる癖づけにはなると思います。

四則計算を早くできるように、というならジャマイカがおすすめ。
親子で競えばゲーム感覚でどんどん計算が速くなっていきました。ちなみに、私はもう息子には敵いません笑い泣き


最後にまんが日本の歴史!
鉄板ですが、5年生からの歴史の概要理解にはまんがが手っ取り早く、子どもも楽しく学べたみたい。漫画の中には、塾のテキストにない内容もあったそうで、試験に役立ったそうです。
うちは何も考えずにイラストで角川のを書いました。漫画なので、受験期の子供の息抜きにもなったそうです。

我が家はこんな感じでした。
娘は兄の受験をみて、今は頑張りたくないから中学受験はしないそうなので、次の我が家の受験は娘の高校受験になりそう。
でも、高校受験だと中学受験と違って親のサポートはそこまで必要ではないだろうから、娘と息子とのようなある意味で濃厚な日々を過ごせないのは寂しいような気もします。
息子の受験中は、こんな日々早く終われ!と思っていたのに不思議なもので、あの日々が懐かしくも良かったような気がしてもう一回やってもいいかなとも思ます。


娘の意思が大事なのでやりませんけどね(笑)

もし、受験生の親御さんの何かの参考になれば嬉しい限りです。


全力を尽くせるよう頑張ってください。陰ながら応援してます!!