起業3年目のリアル。。。【足跡No.53 手応え】

 

来月7月1日付で当協会のスポンサーを引き受けていただくこととなった会社が一社増えた。契約書締結前に一度社長が直接会いたいとご希望されてるとのことで、いつものTシャツから襟付きシャツにジャケットなんぞ羽織って東京へ。

 

取締役会で決定したとは言え、ここでヘマすると全部パーになりかねないわけで、やや緊張しながら応接で待つ。ほとんど待たずに社長がいらっしゃり、そこから約一時間かけて、ご自身の経歴から支援決定までの経緯、社会貢献や障がい者支援についてのお考えなどなどパワフルにお話しされ、最後に一段と強い語気で「是非、頑張ってくださいね!」と。

 

終始圧倒されたものの、最後の一言がとても嬉しく、その瞬間、それまでの緊張が嘘のように解けていくのを感じた。

これまで僕らを支えてくれた方々の前で常に体験することができたこの瞬間。人に信じてもらえ、期待されるということは心の底から力を湧き上がらせてくれる。それをこの3年間で何度も感じた。

 

さて、タイトルの「手応え」。これはここまでの話とは別。

社長がおっしゃるには、「ベンチャーからはじめて、なんとか安定して会社が回り始めた。このあたりで毎日資金繰りばっかり考えていたが、ここらで企業の社会的責任や、以前から関心があった障害者支援について自分もなにかしたいと考えていた。」と。

おそらく世の中にはこのような考えをお持ちの方が、まだまだたくさんいらっしゃるのだろうと以前から思っている。

 

そういったまだ水面下にあって表面だっていない経営者の気持と支援される側をつなぎ、回していく仕組みは、僕が思うにまだ誰も仕組みとして確立していないと思う。CSR予算がある中で担当者が前例にならってそれを振り分けるものとは違う。

僕らはこれを形にしたい。具体的には実績としてたくさんの事例を残したいと思い今日までやってきている。そしてこの日、起業して3年目、はじめてその手応えを感じた。やっとではあるが。。。前に進もう。

 

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