柔術を始めてから、新陳代謝が大分良くなった気がします。
一番実感できるのは、普段の生活においても汗をたくさんかくようになった、疲労回復が早くなった、ことですね。
新陳代謝とは古いものが新しいものと入れ替わることで、健康や美容の観点でいえば、身体の細胞が新しいものに生まれ変わる生命活動を意味します。
肌や内臓、筋肉、骨といった部位ごとで新陳代謝の周期も異なりますが、正常に機能していれば、大人で60兆個もある細胞全て(要は全身)が3ヵ月で新しく生まれ変わることになります。
(肌は28日周期、胃腸は5日周期、筋肉・肝臓は2ヵ月周期、骨は3ヵ月周期)
ということは、柔術のような運動を始めてから3ヵ月もすれば効果が実感できるということなんでしょうね。
以前にブログに書いた、関節用サプリメントの効果も然り。
クーラーの普及で汗をかく機会が減り、慢性的な運動不足と相まって、新陳代謝が低下している人が増えているようですが、有酸素運動と無酸素運動のどちらを行っても代謝のサイクルを早め、新陳代謝機能を上げていくことができるようです。
有酸素運動は全身を使い呼吸を積極的に行って動く運動(マラソン、水泳、エアロビなど)で、無酸素運動は腕や足など身体の一部分を鍛える運動(筋トレなど)ですが、有酸素運動がもたらす効果は、体脂肪を燃焼させてスリムな肉体を作ること、リラックスの効果を高めること、血行を良くして代謝機能が改善すること、などです。
ダイエットなどでよく耳にする基礎代謝(生命を維持するために最低限必要なエネルギー)ですが、こちらも無酸素運動で筋肉量を増やしたうえで、有酸素運動で脂肪の燃焼効率を良くすることにより、基礎代謝量が高まり、結果的に「太りにくい」体質ができあがるとのこと。
道場では柔術クラス以外にも、フィジカルやコンディショニング・クラスなどに、まんべんなく参加した方が健康にも良いのでしょうね!
今週は柔術の練習に行けませんでしたが、新陳代謝と基礎代謝を高めるためにも来週から練習を再開しようと思ってます。