★★
鑑賞No:02510
製作:2013年/イギリス/113分
監督:オリバー・ヒルシュビーゲル
出演:ナオミ・ワッツ/ナビーン・アンドリュース
20歳でチャールズ皇太子と結婚し、その後ふたりの王子を出産したダイアナ妃。しかし、夫の不倫や王室との確執、マスコミとの攻防で傷つき疲れ果て、離婚を決意する。そんな絶望を抱える中、人命救助に打ちこむ心臓外科医ハスナット・カーンとの出会いが彼女の人生を変えていくのだが・・・・。
1997年8月、交通事故により36歳の若さで他界したダイアナ元英皇太子妃の半生を描いた作品。どこまでが真実かは分からないが、ダイアナの特に王室を離れてからのプライベートについては無知だったため、意外なダイアナの一面を見たような内容だった。外科医という一般男性に恋をし、多くの障害を乗り越えて結婚したいと努力する姿は一般の恋する女性と全く変わらないが、しかし彼女の置かれた立場がそれを許さず、苦悩する姿を良く描いていた。ただ、ダイアナといえば謎多き自動車事故死だが、その部分についてはほとんど触れていないのはチョット肩透かしを食らった感は残った。