★★★+
鑑賞No:02473
製作:2013年/アメリカ/150分
監督:ゴア・バービンスキー
出演:ジョニー・デップ/アーミー・ハマー
少年時代のある忌まわしい事件の復讐に燃える悪霊ハンターのトントは、自らの悲願を果たすため、瀕死の重傷を負った郡検事ジョンを聖なる力で甦らせる。愛する者を奪われたジョンは、愛馬シルバーにまたがり、白いテンガロンハットと黒いマスクがトレードマークのヒーロー、ローン・レンジャーとなり、トントとともに巨悪に立ち向かうが・・・・。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」のスタッフが集結して作った冒険活劇ということで、嫌が上でも期待が高まった作品だったが、期待が大きすぎたがゆえにちょっと失望も大きかった。全体的にダラダラ長いのも一因だが特に導入部は思ったほどの食いつきがなかった。それでもさすがに機関車アクションシーンはスピード感溢れ、息をもつかせぬ展開でこの点は満足。ジョニー・デップは「パイレーツ・オブ・カリビアン」と似たキャラクターで新鮮味はないものの、安心して笑えるキャラを好演していた。問題はローン・レンジャーの方で、こちらがいまいちインパクトのない俳優の適用で少々つまらなくしている。