★★★+
鑑賞No:00711
製作:1997年/アメリカ/144分
監督:テイラー・ハックフォード
出演:キアヌ・リーヴス/アル・パチーノ/シャーリーズ・セロン
法廷での無敗記録を伸ばし続けていた若手弁護士ケヴィンはニューヨークのミルトン法律事務所の社長ジョン・ミルトンに見込まれスカウトされる。役員待遇で迎え入れられたケヴィンは妻のメアリー・アンと共にニューヨークで豪奢な生活をスタートさせるが、仕事に忙殺され、家庭を顧みなくなってしまう。一方、妻のメアリー・アンは慣れない都会生活で精神に異常をきたし始め、やがてケヴィンもおかしな幻影を見るようになる・・・・。
キアヌ・リーヴス、アル・パチーノ、シャーリーズ・セロンという豪華なキャストだが、今ひとつストーリーが分かりづらい嫌いがありました。観ていても現実なのか幻なのか最後まではっきりしないもやもや感が残る作品でした。それでもこのキャスト。アル・パチーノの重厚な演技はいまさらながら流石です。そして共演のキアヌ・リーブスも頑張っていましたが、個人的に評価したいのはシャーリーズ・セロン。この作品はシャリーズ・セロンにまともに出会った最初の作品ですが、ともかくまぶしいばかりの美しさ。そして大胆な脱ぎっぷり。ストーリーはあまり記憶にありませんが、映像のみ鮮明に記憶に残っている作品です。キアヌにしてみれば憧れのアル・パチーノとの共演、そしてシャーリーズ・セロンとの濡れ場。当たり役の「スピード」の続編出演を蹴ってこちらに出演したのも分かる気がします。