ウルヴァリン:SAMURAI | シネマ大好き!

シネマ大好き!

今まで観た映画の感想です。

★★
シネマ大好き!
鑑賞No:02430
製作:2013年/アメリカ/125分
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ヒュー・ジャックマン/福島リラ/ウィル・ユン・リー


カナダで隠遁生活を送っていたウルヴァリンことローガンは、以前命を救ったことのある日本人の大物実業家・矢志田に請われて日本を訪れる。しかし、重病を患っていた矢志田はほどなくして死去。矢志田の葬儀が執り行われるが、そこをギャングたちが襲撃。ローガンは矢志田の孫娘・マリコを連れ、その混乱から逃げ出すが・・・・。


日本を舞台にしての「X-MEN」シリーズのスピンオフ2作目だが、この作品のイメージからして日本は合わなかったようだ。また日本を強調したいがためか、いつの時代?と首をかしげたくなる描写も多い。未だに、サムライ、忍者、日本刀が日本を表現する常套手段のように描かれるのはちょっと不快。いくらか見ごたえのあるアクションシーンもあるが、新幹線上での格闘はやりすぎ。あまりにもリアリティがなさすぎで笑ってしまった。また、このシリーズの見ものであるミュータントだが、ヘビ女だけというのはさびしい。さらにこのヘビ女、意外と弱く、ウルヴァリンと戦う前にやられてしまう。日本が舞台ということで、ストーリーの中心的な役どころに2人の日本人女優が抜擢されているが、ところでこの2人誰? もうちょっと有名な女優を使ってもよかったのでは!?