★★+
鑑賞No:00654
製作:1974年/フランス/91分
監督:ジュスト・ジャカン
出演:シルヴィア・クリステル/アラン・キュニー
外交官の妻エマニエルはバンコクで退屈な生活を送っていた。そんなある日、知人の紹介で性の儀式を受け入れたエマニエルは次第にその欲望を開花されるようになる。やがて彼女はアバンチュールを重ねるようになり、成熟した大人の女性に変貌していく・・・・。
1970年代の映画だから当然今ほど性に対して開放的ではない時代。そんな中での公開だったため、当時はかなりショッキングで、相当話題になった。当然私はまだ子どもで公開当時は観ることはできなかったが、ポスターを見ただけでも興奮し目を逸らしたくなるような感じだった記憶が薄っすらある。改めて今観ると全然衝撃的ではないのですが、当時としてはやはり過激だったのでしょう。内容的にも特に面白くなく、なぜ大ヒットしたか疑問ですが、やはりその時代の背景と、「エマニエル」というこの言葉の持つどこか艶かしく卑猥な感じのする語感が男心を誘ったのでしょうか?