★★★★
鑑賞No:02411
製作:2013年/アメリカ/132分
監督:J・J・エイブラムス
出演:クリス・パイン/ベネディクト・カンバーバッチ/ザッカリー・クイント
西暦2259年、ジェームズ・T・カーク率いるUSSエンタープライズは、未開の惑星を調査中に陥った予期せぬ危機から脱するため、重大な規則違反を犯す。無事に地球へ帰還できたものの、カークは艦長職を解任されてしまう。そんな時、ロンドンの艦隊基地が爆破される事件が発生し、艦隊士官のジョン・ハリソンという男の仕業であることが判明するが・・・・。
今回もストーリー自体は割と単純で分かりやすい。また、主役の艦長ジェームズ・T・カークの成長物語でもある。若き艦長カークは熱く、人間味はあるが、自己流を貫くわがままさも目立つ、艦長としてはまだまだ未熟さが否めない人物で、いかに艦長としての人望実績を積むかというところもメインに描かれている。ただカーク一人を中心に描くのではなく、チームワークを重視した描き方で、特に副長のスポックの存在感と活躍は主役を凌ぐほど大きい。逆に最強の敵という触れ込みのジョン・ハリソンだったが、意外と期待倒れ!?