★★
鑑賞No:02388
製作:2012年/アメリカ、カナダ、スウェーデン/95分
監督:ジェームズ・ワトキンス
出演:ダニエル・ラドクリフ/キアラン・ハインズ
19世紀末のロンドン。愛妻を亡くし、失意のどん底にいた若き弁護士アーサーは、ひとり息子をロンドンに残し、とある田舎町に赴く。ある老夫人の遺言状を見つけ出すため、とある田舎町の老婦人の館に赴く。そこで謎めいた黒衣の女を目撃し、やがて館の忌まわしい過去と、町の子どもたちが相次いで変死している事実を探り当てることに・・・。
「ハリー・ポッター」シリーズのダニエル・ラドクリフを主演に迎えたゴシックホラーというのが売りかもしれない作品だが、内容は至ってありきたり平凡なもの。ホラーといってもあまり怖くもなく、次々起こる怪奇現象や幻影もお決まりのもので、目新しさは感じられない。ラストはちょっと曖昧な終わり方で、結末を観る者に委ねたようで消化不良感が残る。