★★★
鑑賞No:02371
製作:2012年/アメリカ/105分
監督:ティムール・ベクマンベトフ
出演:ベンジャミン・ウォーカー/ドミニク・クーパー
のちにアメリカ合衆国第16代大統領となるリンカーンがまだ少年だった頃、母親をバンパイアに殺され、復讐を遂げるため戦いの術を学びはじめる。やがて成長したリンカーンは、奴隷制度を隠れ蓑に“食事”を手に入れるバンパイアと、それを利用して金儲けを企む政治家たちの姿を目の当たりにし、斧を片手にバンパイア退治を始めるが・・・・。
映像はきれいだし、スピード感あるアクションシーンの連続でそれはよかったが、あまりにもCGだよと言わんばかりのリアル感はゼロ、火に包まれながら崩れ落ちる列車シーンなんかはもうあり得なすぎて、もう唖然。戦闘シーンも主人公の武器が斧なので、ちょっと映像的にグロいのは否めなかった。そもそも主人公がリンカーン大統領という設定は一見面白いように思えたが、映画を観ていてどうも必然性が感じられず、スピルバーグ監督の「リンカーン」の便乗作品の色合いが濃厚。