★★★
 
鑑賞No:01958
製作:2010年/アメリカ/109分
監督:ティム・バートン
出演:ミア・ワシコウスカ/ジョニー・デップ
想像力豊かなアリスは、ある日、ヘイミッシュから求婚され、困って逃げ出してしまう。そしてそこに現れた懐中時計を持った白うさぎを追い、あやまってうさぎの穴の中に落ちてしまう。そこはアンダーランドと呼ばれるワンダーランドで、赤の女王によって独裁支配されていた。そこの住民はこの独裁支配を終わらせる救世主を熱望しており、彼らはアリスこそその救世主だと思うが・・・・。
「不思議の国のアリス」は子供の頃に絵本か何かで見たきりであまりストーリーは覚えていなかったが、本作は原作を題材にはしているものの、原作の映画化ではないよう。話題の映画だったが、家でDVDで観たせいもあってか、話題になるほどの印象は持たなかった。確かにティム・バートンお得意の映像美はなかなか素晴らしいところはあるものの、映像に比べストーリーはさほど面白いとは言えない。昨今の3D映像化にばかり力が注がれ、ストーリーに重きをおいていないせいか?キャストもキャラクターも個性的だった分、残念な気がする。主役のアリス役の女優もさほど存在感のある女優とはいえないような気がした。