★★★
鑑賞No:02239
製作:2011年/日本/95分
監督:渡辺琢
出演:黒沢かずこ/コン・テユ/椿鬼奴/大久保佳代子
12月23日。女芸人・黒沢かずこは芸人仲間といつもの行きつけのバーで、クリスマスの存在を恨み、憂さ晴らしをしていた。一人で帰るのがさみしい黒沢は仲間のひとり大久保と居酒屋へ向かうが、そこに居合わせた若いカップルに、女芸人であるがためにバカにされる。そんな二人を救ったのは韓国から来たパク・ソンドルとペ・ウンソンだったが、彼らに女芸人と名乗れず、女子アナだと嘘を付いてしまう・・・。
吉本を中心としたお笑い芸人全盛の現在、映画に関しては限りなく素人に近い女芸人たちが女優を気取って大挙出演している映画。それも本作は2作目となる。前作はまぁ納得のオチもあって、長編コントとして観るとそれなりに楽しめたが、2作目はそんなコント性も薄れ、結構マジに恋愛ドラマとなっており、感情移入できにくい女芸人たちがメインキャストだったため、すこしひいてしまった。内容的にもあり得ない設定で、ともかく期待せずに観るのが無難な映画。