★★★+
鑑賞No:01886
製作:2009年/日本/155分
監督:堤幸彦
出演:唐沢寿明/豊川悦司/常盤貴子/香川照之
ともだち暦3年。“ともだち”は世界大統領となり、世界を完全に支配していた。殺人ウイルスが蔓延した東京は周りを高い壁で包囲され、外部との行き来も完全に制限されていた。そしてついに“ともだち”は8月20日に人類は宇宙人によって滅ぼされる」という予言を発表し、世界を恐怖に陥れる。反政府組織を率いるヨシツネや、武装蜂起を訴えるカンナ、さらにユキジやオッチョはそれぞれ人類滅亡を回避すべく手を打つが・・・・。
第1章、第2章で謎だった事柄が次々と解明されていき、最後ついに“ともだち”の正体が明かされます。ちょっぴり最終章に対する期待が膨らみすぎたせいか、思ったほどの興奮と意外性は感じ得なかったのが偽らざる感想。最終章に過去の多くの謎も含め、色々詰め込みすぎたせいか、ドラマ性やストーリー性が乏しくなったせいもあるかも!?ただ、最後の最後まで“ともだち”の正体は明かされず、やきもきさせられるが、正体が明かされ、エンドロールが出たからといってこれで観終えてはいけません。エンドロール後が大事ですから・・・・。ともかく誰が“ともだち”かは観てのお楽しみに!(ネタばれは決してしません)それにしてもこのシリーズ3作、同じ監督ですよね。何か3作とも違う監督が撮ったような感じを受けたのは私だけでしょうか?至る所で登場人物の名前に思わず笑ってしまいます。