★★★★
鑑賞No:02001
製作:2010年/アメリカ/103分
監督:リー・アンクリッチ
声の出演:トム・ハンクス/ティム・アレン
幼いころからウッディやバズと遊んでくれたアンディも17歳となって、大学進学のため家を出ることになった。アンディのおもちゃたちは屋根裏部屋にしまわれるはずだったが、ちょっとした手違いからゴミ捨て場に出されてしまう。なんとかゴミ袋から脱出するが、アンディに捨てられたと誤解したおもちゃたちは、アンディの母親がサニーサイド保育園に寄付しようとしていたおもちゃの箱を見つけ、その中に入り込むが・・・・。
「トイ・ストーリー」は私の中では、CGアニメとしての映像品質のクオリティの高さで度肝を抜かれた作品であり、エンターテイメント性も高いとは思っていたが所詮はアニメ、との印象も持っていた。しかし、この作品でその印象も吹き飛んだ。特に今回のおもちゃの存在意義を問うテーマ、これは単におもちゃに限らず、自分たち人間にも言えることであり、普遍的テーマとして奥深いものを感じた。とはいえ、相変わらずエンターテイメント性は失われておらず、分かりやすいストーリーとスピーディな展開は観るものを飽きさせない。よって、子どもも大人も楽しめる作品となっている。