★★★+
鑑賞No:02057
製作:2009年/アメリカ/87分
監督:ルーベン・フライシャー
出演:ウディ・ハレルソン/ジェシー・アイゼンバーグ
新型ウィルスの感染により、世界の人類の大半が人喰いゾンビとなっていた。そんな中、テキサス州ガーランドに住む大学生のコロンバスは数少ない生き残りの一人だった。彼は生き残るための32のルールを作り、それを慎重に守って生き延びていたのだ。そんな彼が、両親が住むオハイオに向かっていると、途中でタラハシーと名乗る屈強な男と出会い、彼の車に乗せてもらうことになるのだが・・・・。
馬鹿馬鹿しいほどくだらないゾンビ映画だが、これが意外と面白く、通常のゾンビ映画とはちょっと趣の違ったコメディゾンビ映画。コメディ系ゾンビものといえば、好きなのは「バタリアン」ですが、映画の感じとしてはむしろ邦画の「東京ゾンビ」のような雰囲気・笑いのような感じがした。映画自体は軽いタッチだが、出てくる人喰いゾンビは俊敏で、追われえる立場としては結構不気味。主人公たちが旅の途中で立ち寄るハリウッド・セレブの屋敷が実名だったのでもしやと思ったら、ビル・マーレーが実名で出演してきたのには思わず喜んだ。ゾンビでないのにゾンビに扮装して出てくるあたり、大コメディアンとしての貫禄十分!