★★★
鑑賞No:01492
製作:2007年/日本/114分
監督:朝原雄三
出演:西田敏行/浅田美代子/檀れい/三國連太郎
記念すべきシリーズ20作目。本作でついにスーさんこと鈴木一之助は社長を退任し会長に就任する。会長に就任直後、スーさんが行方不明になり重役たちは大騒ぎ。スーさんの奥さんから相談を受けたハマちゃんは、わずかな手がかりから岡山にいることを突き止め、いざ岡山へ。しかしふたりはそこでリゾート開発をめぐる騒動に巻き込まれてしまうのだった・・・。
今回の主役はスーさんだったので、マドンナ(檀れい)があまり目立たなかったのが残念。思えば、釣りのシーンも少なく、檀れいと高嶋政伸のロマンスも描き切れていなかったのが少々消化不良。ストーリー的にはマンネリ化されたありきたりの内容だが、興味ある話ではあったので、もう少し二転三転あってもよかった。瀬戸内の風景は、どこか見たような風景で親しみが感じられたが、方言は板についておらず違和感があった。あと鯉太郎がやけに大きくなっていたのには驚いた。