★★★+
鑑賞No:02141
製作:2011年/日本/137分
監督:品川祐
出演:佐藤隆太/上地雄輔/石原さとみ/綾部祐二
結成10年になるが未だに売れない漫才コンビ“ブラックストーン”の黒沢飛夫は、ある日、相方の保から突然解散を告げられる。ヤケになった飛夫は酔ってトラブルに巻き込まれ、留置場に放り込まれてしまう。そこで鬼塚龍平と出会い、彼のツッコミの才能に気付いた飛夫は龍平とコンビを組むことにする。“ドラゴンフライ”と名付けた新しい漫才コンビは公園でネタの猛特訓を開始するが・・・・。
くだらないコメディ映画かと思いながらも観始めたが、やはりくだらないストーリーや下ネタ満載のギャグ連発。でもなぜか笑えてしまう。特に前半の佐藤隆太演じる飛夫の独り言のシーンはあるある探検隊のようで面白い。上地雄輔演じる龍平のツッコミも自然体で、バラエティでのおバカキャラとはまた違った魅力を出していた。相変わらずお笑いタレントが跋扈しており多少鼻につくが、宮川大輔は存在感が光っていた。漫才一本かと思いきや、下ネタ・風俗はもちろん、暴力・借金・友情・恋愛などなどが散りばめられていて多彩。ただベタでも漫才コンテストへのチャレンジの方も描いて欲しかった。あと女性の出演が少ない中、石原さとみの存在は大きく、また抱きしめたくなるほど可愛い役どころに大満足。