★★★
鑑賞No:02123
製作:2011年/日本/130分
監督:佐藤信介
出演:二宮和也/松山ケンイチ/吉高由里子/本郷奏多
就職活動中の大学生・玄野計は、ある日、地下鉄のホームで幼馴染の加藤勝を見かける。加藤は、ホームから線路に落ちた酔っ払いを助けようとしていたが、加藤を助けようと手を貸した玄野とともに進入してきた電車に轢かれてしまう。しかし、次の瞬間、2人は見知らぬマンションの一室におり、そこに居た人達と一緒に、生き残るためのミッションを与えられることに・・・。
原作も読んでないし、後編もあるということで、前編はわざと謎にしているのかもしれないけど、主人公たちが何故、何のために戦わされるのか、また彼らが存在する世界はどこなのか、何なのかがサッパリ分からないままストーリーは展開していく感じ。ただ、そんなことはあまり気にせず観れば、スピード感や迫力ある映像にはつい手に汗握る。確かにこの手の映画は、現代のCG技術の発展なくしては映像化は難しいと思われる出来。ちょっと内容にモヤモヤ感の残る映画だが、後編で全ての謎が解けるらしいのでそれに期待したい。