こんにちは、佐藤です。少し遅くなりましたが本年も宜しくお願いいたします。

私の今年のスローガンは『平常心』。

慌てず、騒がす、いつも通り、時々立ち止まって自分自身を俯瞰的に見る。

当たり前のことにももう一度疑問を持って考えてみる。そんな感じです。

今年は新年早々、災害や事故のニュースに驚かされました。

釧路も地震の多い町、他人ごとではありません。以前資料をみた記憶によれば釧路地方に30年以内に震度6以上の地震が起きる確率は何と71%にもなるそうで千島海溝付近で巨大地震と大津波が発生した場合、釧路市の死者は8万4千人に上るそうです。なんと現人口の半分が。でも5~10分以内の早い避難ができた場合死者は3万7千人まで減るらしいのです(数字違ったらスミマセン・・・)。日ごろから準備を怠らないように心がけたいと思います。

よく建物の耐震化といわれますが、建物には木造や鉄筋コンクリート造、鉄骨造などありますし、それらの構造には「耐震構造」「免震構造」「制震構造」などがあります。それぞれに違いがあり、良い点・悪い点もあると思いますから一概に殿構造が良いとは言えないようです。

耐震構造とは柱や梁を頑丈にして建物自体の強度を上げるそうですが地震のエネルギーが直接建物に伝わるため揺れが大きいとか。

免震構造とは建物と基礎の間に積層ゴムなどの免振装置を入れ、建物自体の揺れを軽減するそうですが、免振装置の定期的な交換が必要とのこと。

制震構造とは建物にダンパーを設置し、地震のエネルギーを吸収する仕組みだそうですが揺れ幅は耐震構造とあまり変わらないようです。

ちなみに震度とは地震の揺れの強さを表す指標で10段階あるようです。また、よく聞くマグニチュードとは地震の規模を表す指標で1増えるとエネルギーは32倍になるそうです。ピンときません。

こうしている時にも大変な思いをしている人たちがいることを思い、いまの自分には当たり前の日常があることに感謝しつつ『平常心』で日々を大切にしたいと思います。今一度、避難場所や家族・知人との連絡方法、防災グッズなどの確認をしたいと思います。私の場合、きっと、またすぐ忘れちゃうんですけど・・・。

 

千歳町中古住宅。高台で鉄筋コンクリート造です。ちょっと安心かも。