●製品名:エアマックス2(「2」は上付き文字でスクウェアと読む)
●メーカー:ナイキ
●定価:\14,000
●キーワード:マルチチャンバー(エアユニット)
1994年に登場したナイキの「エアマックス」。その後トライアックス、ティルウィンド等の製品にも「エアマックス」が冠されることになり、マックスの乱立状態になりますが、「舗装路用ランニングシューズでビジブルエア搭載かつ最大容量のエア搭載の最上位モデル」と言うエアマックスブランドの由緒正しい直系の製品です。
個人的には、想い出補正は間違いなく影響してますが「エアマックス」の歴史において最も優れた製品だと思っております。
過不足ないデザイン、エアユニットを気圧別に複数のチャンバーに分けてクッション性と反発性を両立させたテクノロジー、ハラチ・フィッティングシステムによるフィット性の良さ、適度なドロップによる走りやすさ等など、良いところだらけですね。
特にヒールのエアユニットはクッション性はあるけど硬くて跳ねる(感じがする)、「'93」モデルより進化したと感じさせる一足でした。
1995年の「エアマックス'95」からデザインありきの製品になり、特に'96、'97では性能もいま一つに感じたため、この一足への思いは強いです。
ただし、「'93」で270度ビジブルエアを投入したほどのインパクトはなく、
デザインも(私は好きですが)アスリート仕様なので、商業的にはあまり成功していないかもですね。復刻しても転売価格で爆死しそうな気がしますが、、、復刻してほしいなぁ。
↓94年の陸マガより
↓エアユニットがマルチチャンバー(別室構造)になって、0.4気圧が優しくクッション機能を発揮し、硬い2気圧が反発を生んでいました。