●製品名:インテンシティ CZ

●メーカー:アシックス

●販売時期:2000年

●定価:\17,800

●キーワード:サイバーフィット、ウィングプレート、サーメットスパイク

 

 

2000年のアシックスのスプリント向けスパイクは、結構面白いトピックスが多かったです。

1つ目は、1997年リリースのサイバーゼロが2代目になりました。

 

↓某アニメの某モビルスーツのような威風堂々たるカラーリングと材質(エナメル)

 

 

そして初代サイバーゼロに搭載されていた「サイバーフィット」のアッパーが、他のスパイクに横展開されました。

↓今回のタイトルの「インテンシティCZ」

 

↓一部ロングスプリンターから非常に支持の高かった「オルビット」

 

インテンシティCZは1997年より続いた(途中マイナーチェンジはありましたが)、サーメットスパイク搭載のウィングプレートが採用された最後のモデルです。

定評のあるウィングプレートに、これまた評価の高い初代サイバープレートのアッパーが組み合わさり大変完成度の高いモデルでした。

どんなユニフォームでも合わせやすい爽やかなカラーリング(主観です)で、女性人気も高かった気がします。

 

フラッグシップモデル以外にもベルクロ仕様のサイバーフィットモデルが出され、価格も「ゼロ」よるは大分安いことから、トップスプリンター以外でもベルクロスパイクを試しやすくなった気がします。

 

完全に個人の感想ですが、2代目のサイバーゼロのアッパーはあまり合わず(肉抜きされて軽量化したかもしれませんが、着脱に時間がかかるようになり、かつフィット感も落ちた気がします)、初代ゼロのアッパーを搭載したこのモデルはとても好みでした。

そして本モデルで4代続いた「インテンシティ」シリーズは完結します。2001年からは2024年現在今でもリリースされている、だれが履いてもしっくりくる?超汎用型スパイク「サイバーブレード」がリリースされることになります。

 

↓初代にしてもはや完成形?のサイバーブレード(2001年モデル)