用語の定義

 

➢モータ(原動機)

〈説明〉 自然界に存在するさまざまなエネルギーを力学的エネルギーに変換する機械・装置の総称。

 

➢電気モータ(電動機)

電気エネルギーを力学的エネルギーに変換する電力機器、原動機の総称。

 

➢定格出力

指定された条件下で機器類が安全に達成できる最大出力。

 

➢トルク

〈説明〉 モータの回転力。

〈単位〉 N・m

〈記号〉 τ

 

➢回転速度

〈説明〉 一分間あたりの回転数。

〈単位〉 rpm (r/m)

〈記号〉 N

 

➢回転速度(角速度を求める用)

〈説明〉 一秒間当たりの回転数

〈単位〉 rps (r/s)

〈式〉 N/60

 

➢角速度

〈説明〉 単位時間あたりに変化した回転角

〈式〉 (回転角)÷(単位時間) = {(一周の回転角2π)×(単位時間当たり回転数)}÷(単位時間)

〈単位〉 rad/s = 2π(N/60)/s

〈記号〉 ω

 

➢回転速度と角速度の関係性

1rad/s = 0.10rpm

1rpm = 9.55rad/s

 

➢三相交流電力

Y結線、線間電圧をV、線間電流をIとすると、

 

➢鉄損

磁性材料のコアを持つインダクタや変圧器などのコイルにおいて、そのコアの物性の為に発生する損失。

 

➢銅損

インダクタや変圧器などのコイルにおいて、その巻線の抵抗成分により発生する損失。

 

➢同期速度

交流を電源とする電動機において、界磁に交流電流を印加した時、固定子と回転子との間に生じる回転磁界の回転速度。

 

➢ケイ素鋼板

炭素量がきわめて低い軟鋼にケイ素 0.5~6%加えた鋼板。

 

➢飽和磁束密度

磁性材料に外部磁場を印加していくと磁界をHmより大きくしてもBは飽和し増加しなくなる。この点を飽和磁束密度Bmという。

 

➢磁性材料

磁気を帯びる事が可能な物質。