世間でタブーになっている”本音”を語り合うブログ -4ページ目

群れない力

昨日、関口智弘さんの「群れない力」を購入しました。

前から気になっていたのですが、なんとなく「ピンッ!」と来なくて買っていなかったのです。
というのも、普段何かと独り・・・つまり、群れていないからです。

食事をするにしても、勉強をするにしても、遊ぶにしても、です。
だから、群れていることの方が非日常です。

しかし、そんな私でもたまに
「人と一緒に行動したい、群れたい」
という欲求にかられることがあります。

たまになんだから、その時はその時で、群れてみてもよいのではないかと感じていました。

でも、群れている最中や、あとに必ず気がつくのです。

「何かが違う・・・」

自分が時間をかけて会いたい相手のような気がしない

一人の時の方がもっと楽しく、有意義に楽しめる

そんな感じがします。それに、実際にそうであると思います。


だから、実際にまた数カ月は一人で行動するようになります。

しかし、そんなことを考えては見るものの、
また来る寂しさなるものに負けて、人と群れてしまう。


こういったことが続いていました。

これは困ったと思いました。


人といることで自分の成長スピードは遅くなってしまうものです。

もちろん、自分より実力が上の人と一緒にいるのなら、むしろ早くなると思います。
ですが、実際にいる人は、正直自分より実力が下であると感じる人ばかり。
経験が足りないというか、苦労をしてこなかったのだろうなと感じるのです。

そんな人と一緒にいても、自分の夢をかなえられるほどに成長することができるのかというと、果たして疑問なわけです。

しかし、人と群れたいという衝動に負けてしまい、また群れてしまう。

話が堂々巡りになってしまいそうなので、省略しますが、以下エンドレスループです。

で、この状況を改善しようと言うことで、
「群れない力」
を買いました。

助けを求めると言うよりは、自分の中にある「独りの方がいい」という信念を、
より強固なものにするために買いました。

そして、今さっき読了しました。

読んでみた感想としては、著者さんが「思った通りに」書いたのだなーと感じました。
まぁ、これは実際に読んだ人ならだれしもが感じそうですね。

その次に、自分も似たような経験をしたことがあるということ。
本文中に
「あなたが今友達だと思っている人で、あなたがいざ困った時、助けてくれるような人はいない」
というような文があった時にそう感じました。

これは、僕も実際に経験しました。
困ったことがあった時や、助けてほしい時に、手を差し伸べてくれる人は一人もいなかった。本当に、1人もいなかった。


僕は、そのことをずーっと覚えています。忘れたことなんてありません。

その実体験から、僕は、実際、人との絆というものは、かなり選んでいくべきだと感じていくようになりました。

ちなみに、去年の四月くらいに経験しました。

まったく同じようなことが、本書でも書いてありました。

その時感じたのは、「自分が感じたことは間違いではなかったのだな」ということ。


しかし、「人は選ぶべき」と感じるようになっても、心のどこかでは
「人を選ぶだなんて、冷たい人間だな・・・」と思っていました。

しかし、この本の著者は、
「大抵の人間関係なんて、所詮はそんなものだから、あんまりつき合わなくていいよね」
といった、ある意味でラフさを感じさせてくれました。

こう言ったことをすることが、別に冷たいことではないと言うことを知れたことが、
私にとっては深い学びになったと思います。



人間関係で変に悩んでしまうと自分を見失ってしまいます。
なぜなら、人間関係で悩むと言うことは、大抵は本音を言えないからです。

本音を言えなくなると、徐々に自分がしたいことが何なのかわからなくなります。

そうすると、生きがいを感じられなくなり、毎日が楽しくなくなり、
何もやる気がしない人生を送ることになります。

本音を開示することで、切れる人間関係なんてその程度です。
我々の人生は、そう長くはない。だから、そんな人との縁はとっとと切って、
次の出会いに行きましょうよ。

大切なのは、本音を開示し続け、気の合う仲間を見つけること。
そして、その人たちと付き合い、幸せを感じること。

これが、おそらく我々人間が、最も幸せを感じる瞬間だと思います。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^