美人と話すときも緊張しない釈迦 | 草食男子が女性を脳髄から惚れさせるには何が必要?

草食男子が女性を脳髄から惚れさせるには何が必要?

恋愛を通して自分を見つめる。
マインドハッキング@たくろーと一緒に
自己を見つめ、他者とコミュニケイトしていく方法を模索するブログ。


こんにちは。
たくろーです。

前回はポジショニングという
視点移動の方法を紹介しました。

が、何となく説明不足だなと感じたので、
第三の視点について補足します。

もう一度、前回の記事を読んでから
続きを読んでください。


最近、脳科学の勉強をしているんですが、
苫米地英人という脳機能学者の
本を集めて読んでいます。

その本の中で、
かなり興味深い話があったので、
それを参考にしたいと思います。

Dr.苫米地の本の中には、
くり返し出てくる重要な言葉があります。

それは、抽象度臨場感です。

まず抽象度ですが、
これは簡単に言うと
ある概念が存在するレベルのことです。

と言ってもわからないと思いますが・・・

例えば、という概念があります。

そして、よりも下位の概念は
プードルだったり、ダルメシアンなどになります。

つまり、プードルダルメシアンを包括する
上位の概念がになります。

さらに、犬よりも上位の概念は動物生き物
などになります。

生物 動物 犬 犬種
の順で概念のレベルが違います。

この、ある概念の存在のレベルのことを
抽象度と言います。

ちなみに、抽象度は苫米地博士の造語みたいです。

抽象化するなどと言いますが、
そんな感じで考えてください。

抽象度が上がると
どういうことが起こるか?

概念のレベルが上がると、
その下位の概念に矛盾が無くなります。

例えば、
プードルとダルメシアンは相容れない存在です。
そうですよね?

プードルはダルメシアンではないし、
ダルメシアンはプードルではないです。

でも、一つ上の概念から見てみるとどうでしょうか?
どちらも"犬"です。

つまり、そこに境目は無くなります。

上位概念から見ると、
下位概念は同じ存在になります。



話はポジショニングに戻ります。
第三の視点と言いました。

この第三の視点とは、
上位概念からの視点の事です。

つまり、対人のコミュニケーションにおいては
"人間"という上位概念からの視点ということになります。

一人称や二人称の視点から見ると、
"あなた"と"相手(他人)"には隔たりがあり、
相容れない個という存在です。

その壁があるので、コミュニケーションが
円滑にいきません。

でも、人間という上位概念から俯瞰してみると
どうでしょうか?

どちらも同じ人間です。

ですから、両者は矛盾しない存在になります。
壁が無くなり、相手を受け入れる事が出来ます。

相手も自分も同じ概念で包括できる、と
考えることが必要です。


さて、ここで臨場感というものについて
説明したいと思います。

臨場感とは、存在感の事です。

抽象度で言うと、
抽象度の高い概念は臨場感が低く、
抽象度の低い概念は臨場感が高いことになります。

先の例で言うと、
犬よりもプードルの方が情報量が多いので、
臨場感が高くなります。

"犬"よりも、"犬であってプードルである"
という方が情報量が多いですよね?

このように、下位概念にいくにしたがって
臨場感は上がって行くんですね。


では、ポジショニングの第三の視点は
どうでしょうか?

抽象度が高いため、臨場感が低いです。

前回は体感が下がるという言い方で
説明しましたが、同じことです。

つまり、抽象度を上げすぎると
相手は何でもよくなります。

同じ人間であれば誰でもいい事になってしまう。

だって、同じ人間だからwww

あなたが社会的に高い位置にいる人なら、
これでもいいかもしれません。

でも、あなたの目的は
相手(女性)と仲良くなる事ですよね?

人間なら誰でもいいわけではありません。

対人のコミュニケーションで
抽象度を上げる(つまり上位概念から俯瞰する)時には、
臨場感もある程度確保する必要があります。

(実際、抽象度を頂点まで高めると、
空の思想、つまり悟りの境地に行き着くみたいですよ。)

例えば、"人間"では抽象度が高すぎるので、

"同郷の"や、 "同じ学校の" というような
少し上の概念を思い浮かべましょう。

その概念に、あなたと相手が含まれるなら、
臨場感を維持しつつ、
お互いの境界は無くなっているでしょう。


今回は文章が長くなってしまったので、
うまく説明出来ているか分かりませんが、

抽象度と臨場感を雰囲気だけでも
掴めてくれれば嬉しいです。

最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。