今晩は!

 今日の重賞は、キーンランドCGIII&新潟2歳SGIIIのの秋GIに繋がるW重賞。まず、キーンランドCGIII。06年から重賞に昇格、サマースプリントシリーズ第5戦として行われており、スプリンターズS前哨戦として実力馬も出走するのでハイレベルのレースが繰り広げられる。11年1着カレンチャンと14年8着スノードラゴンの2頭は続くスプリンターズSでGI初制覇!08年2着・09年1着ビービーガルダン、08年3着キンシャサノキセキ、11年3着パドトロワ、15年1着ウキヨノカゼ、16年4着ソルヴェイグ、19年1着ダノンスマッシュ、22年2着ウインマーベル、23年1着ナムラクレアの8頭も続くスプリンターズSで上位に善戦!そして、10年1着ワンカラットと12年1着パドトロワの2頭はこのレースを勝利し、06年2着シーイズトウショウと19年2着タワーオブロンドンの2頭は続くサマースプリントシリーズ最終戦のセントウルSで逆転優勝した!昨年は、ヴィクトリアマイル(8着)からの出走となったナムラクレアがGI2着馬の実力を発揮して、スプリント重賞4勝目を挙げた。今年は、高松宮記念2年連続2着馬のナムラクレアがキーンランドC史上初の連覇に挑む!函館スプリントS覇者サトノレーヴ、しらかばSを制したゾンニッヒ、前走UHB賞で2年5ヶ月ぶりの復活を果たしたプルパレイ、札幌スプリントレコードホルダー・シュヴァルツカイザー、昨年の2着馬シナモンスティック、洋芝で5戦5勝のモリノドリーム、そして、昨年オーストラリアの高額賞金レース(1着約5億円)「ゴールデンイーグル」を制したオオバンブルマイが昨年のNHKマイルC(3着)以来1年3ヶ月ぶりの国内レースで初の6F戦に参戦!3歳馬からは、桜花賞5着馬エトヴプレの1頭のみだが、スピード自慢が参戦!ここを勝って、スプリンターズSに弾みを付けるのは、史上初の連覇か、スプリント重賞連勝か、3歳馬か、復活か、悲願か、それとも、伏兵か。では、キーンランドCの予想と買い目を発表しよう!

 

 キーンランドCGIII

◎ 9エトヴプレ ... 前走葵Sでは、スタートで伸びあがる格好になってしまい、4着と伸びきれずに終わったが、スプリント戦では、【2.2.0.2】と6戦全てで4着以内に好走している。鞍上の藤岡佑介騎手とも、【3.0.0.2】と5戦全てで4着以内に好走している。ピューロマジックが北九州記念を、そして、コガネノソラとボンドガールの2頭がクイーンSでワンツーと同世代の3歳牝馬が古馬重賞で活躍している。桜花賞5着馬が重賞2勝目を挙げて、スプリンターズSに前進だ!

〇 10サトノレーヴ ... 前走函館スプリントSを制して、サマースプリントシリーズ初戦を白星で重賞初制覇を飾った。スプリント戦は、【5.1.0.0】と連対率100%!鞍上には、ワールドオールスタージョッキーズに参戦しているD.レーン騎手との初コンビで、サマースプリント重賞連勝でサマースプリントチャンピオンの座に王手をかける!ただ、函館スプリントS1着馬によるキーンランドC連勝は、【2.1.4.4】で、函館スプリントS1着馬が牝馬の場合、【2.1.2.2】で、昨年のキミワクイーン(7着)を除く6頭は4着以内に好走しているのに対して、牡馬の場合、【0.0.2.2】と連対がなく、3着止まりなので、2番手に評価を下げた。

▲ 2ナムラクレア ... 前走高松宮記念では、アタマ差の2着と2年連続2着と涙を呑んだ。高松宮記念から5ヶ月の休み明け。休み明け初戦は、【2.2.0.0】と連対率100%。そして、芝1200m戦は、【5.2.2.1】で、唯一の着外は、22スプリンターズS5着で、残りの9戦で馬券圏内に絡んでいる。史上初のキーンランドC連覇達成を飾るかもしれない。ただ、キーンランドC連覇は未だになく、連覇に挑んだ馬は7頭いたが、【0.1.0.6】と21年2着エイティーンガールしか好走していない。そして、1枠は、【0.0.1.17】と22年3着ヴァトレニしか好走しておらず、札幌開催だった14回の歴史で1度も連対がない。この2点が懸念材料で3番手に評価を下げた。

注 1オオバンブルマイ ... 海外組は、1頭も好走していない。そして、ナムラクレアでも述べたように、ナムラクレアと同じ1枠を引いてしまった。1枠は【0.0.1.17】と22年3着ヴァトレニしか好走していない。この2点が懸念材料だが、この馬が来てもおかしくないのは、マイルGIからの出走だ。距離短縮組は、【2.1.2.17】と好成績を残している。今年2戦は海外だったが、馬場や展開が合わずに終わってしまったが、23NHKマイルC(3着)以来1年3ヶ月ぶりの国内レースで、国内線は、【3.0.1.1】で、朝日杯FS(7着)を除く4戦で馬券圏内入りを果たしており、鞍上の武豊騎手とは、23アーリントンCで重賞2勝目を挙げ、続くNHKマイルCで3着と好走しているので、初の6F戦で1年4ヶ月ぶりの重賞3勝目を挙げるかもしれない。

△ 4モリノドリーム ... 青函S組は、【0.0.1.2】と22年3着ヴァトレニのみ。2枠も【0.0.1.16】と18年3着ペイシャフェリシタのみと不振傾向が懸念材料。だが、芝1200m戦に関しては、【5.2.0.2】で、約1年前のセントウルS(11着)を除く8戦で4着以内に好走。そして、札幌と北海道の芝1200m戦は、5戦5勝と負けなしなので、3着には来るかもしれない。

△ 6エイシンスポッター ... 3枠は、【0.2.0.17】で、2着2回はいずれも3歳牡馬に対して、4歳以上の馬は1頭も好走していないのが懸念材料。だが、鞍上には、マジックマン・J.モレイラ騎手が騎乗するので、3着には来るかもしれない。

△ 14ダノンマッキンリー ... 中1週での参戦で結果を出せるかが懸念材料。だが、UHB賞組は、前走1~5人気馬+前走1着or6着以下だった馬が好走しているので、

 

 馬券の買い目

 複勝  9

 ワイド 9 - 1, 2, 4, 10, 14

 

 次は、新潟2歳SGIII。現2歳世代最初のマイル重賞。過去の優勝馬から、2歳GIの勝ち馬、クラシック馬、マイルGI馬に、クラシック2着馬など幾多の名馬を輩出している。04年マイネルレコルトと08年セイウンワンダーの2頭は続く朝日杯FS、13年ハープスターは、翌14年の桜花賞、同年2着馬イスラボニータは、翌14年の皐月賞、21年セリフォスは、同年末の朝日杯FS2着、翌22年のマイルCS、昨年アスコリピチェーノも、続く阪神JF制覇などGIホースを数々輩出している。昨年は、1番人気のアスコリピチェーノが新馬戦に続いて連勝で越後の2歳女王となった。今年は、東京マイルのデビュー戦を制したコートアリシアンとジョリーレーヌの2頭、このレースと同じ新潟マイルのデビュー戦を制したシンフォーエバーとプロクレイアの2頭、東京芝1400mのデビュー戦を制したスターウェーブ、小倉芝1800mのデビュー戦を制したマジカルフェアリー、京都マイルのデビュー戦を制したトータルクラリティ、2年前の覇者キタウイングの全妹キタノクニカラ、そして、メンバー唯一の2勝馬の九州産馬ケイテンアイジンなど1200~1800m戦の新馬戦・未勝利戦を勝ち上がった2歳馬が参戦!越後の2歳王者or女王決定戦を制するのは、東京マイルのデビュー勝ち馬か、東京芝1400mのデビュー勝ちか、新潟マイルのデビュー勝ち馬か、京都マイルのデビュー勝ち馬か、2年前の覇者の全妹か、メンバー唯一の2勝馬か、それとも、伏兵か。では、新潟2歳Sの予想と買い目を発表しよう!

 

 新潟2歳SGIII

◎ 6コートアリシアン ... 東京マイルのデビュー戦を上り3F最速タイムで制しての出走。東京デビュー組で前走上がり3Fが2位以内だった馬は、【2.4.2.12】と好成績。前走上がり1位の馬は、【5.3.3.29】と好成績。この2点に該当している。1番人気に支持されており、1番人気は、馬体重が480kg未満の場合、【4.1.0.0】と連対率100%で、新馬戦を制した時の馬体重が438kgで480kg未満に該当している。新種牡馬サートゥルナーリア初年度産駒が、越後の2歳女王になる!

〇 1ジョリーレーヌ ... 東京マイルのデビュー戦を上り3F最速タイムで制しての出走。コートアリシアンでも述べたように、東京デビュー組で前走上がり3Fが2位以内だった馬は、【2.4.2.12】と好成績。前走上がり1位の馬は、【5.3.3.29】と好成績。この2点に該当している。ここでも上位に好走するのは間違いない!ただ、内枠からの発走なので2番手に評価を下げた。

▲ 3スターウェーブ ... 東京芝1400mの新馬戦を制しての出走で、昨年の勝ち馬アスコリピチェーノと同じ東京芝1400mの新馬戦を制しての出走。1400m組は、当日の人気が3番人気以内の場合、【2.1.0.1】と4頭中3頭が連対している。初のマイル戦でも上位に来てもおかしくない。ただ、東京芝1400m組は、昨年の勝ち馬アスコリピチェーノしか好走していない。3枠も、19年1着ウーマンズハートしか好走していない。この2点が懸念材料で3番手に評価を下げた。

注 10プロクレイア ... 新潟新馬で中3週からの参戦は、【1.0.0.12】で、好走したのが18年1着ケイデンスコールのみが懸念材料。だが、この馬が来てもおかしくない理由は、唯一好走したケイデンスコールと同じ上り3Fが1位の33秒8だったこと。そして、新潟2歳Sと同じ新潟芝1600mの新馬戦を制したことの2点だ。新潟芝1600mのデビュー戦をした馬は、【5.0.2.11】と5勝挙げているからだ。8枠は、昨年のアスコリピチェーノが勝利した枠だったので、新馬戦に続く連勝を飾る!

△ 4シンフォーエバー ... 新馬戦を制した時の上がりが、メンバー3位の33秒3で、前走新馬で上がり3F3位以下は、【0.1.0.19】で、昨年2着ショウナンマヌエラしか好走していない。そして、新馬戦を制し中2週での出走で、中2週での出走は、【0.0.0.3】とこちらも不振なのが懸念材料。だが、今日の新潟競馬では前残りが目立っていたので、逃げて3着に残れるかもしれない。

△ 8マジカルフェアリー ... 初の左回りが懸念材料。だが、芝1800mの新馬戦を制してるので、3着には来るかもしれない。

△ 9トータルクラリティ ... マジカルフェアリーと同じ理由で初めての左回りが懸念材料。だが、京都マイルのデビュー戦を制しているので、3着には来るかもしれない。

 

 馬券の買い目

 複勝  6

 ワイド 6 - 1, 3, 4, 8, 9, 10

 

 この予想と買い目は、あくまで個人の見解であり、何も保証するものではない。

 競馬の勝ち馬投票は、自己責任で宜しく!