今晩は!

 日曜日の重賞結果は、宝塚記念4着。では、レース回顧を始めよう!

 

 宝塚記念GI

 上半期総決算、グランプリを制したのは、天皇賞(春)2着馬ブローザホーンだ!あいにくの雨の影響で馬場状態は重となり、午後2時半前に雨は止んだが、発走直前にまた雨が降り出し、タフなコンディションでのレースで行われた。逃げ馬不在の中、内からべラジオオペラ、真ん中からカラテが抜け出し、端を主張するかと思いきや、大外から紅一点のルージュエヴァイユが積極的にハナを握り、1000mを61秒0のスローペースで通過する中、後方2番手で追走すると、3,4コーナーと中からスパートをかけると、直線で大外に持ち出すと、力強い末脚を繰り出し、2馬身突き抜けてゴール!予想でも述べたように、01年メイショウドトウV以降、【0.1.1.12】と不振傾向の天皇賞・春2着馬の成績が懸念材料だった。が、今回の勝因は数点あると断言できる。まず、重馬場以上の道悪の成績。重馬場以上の道悪の成績は、【1.0.0.1】で、唯一の着外は、競走中止に終わってしまった昨年の京都大賞典で参考外と言える。残りの1戦は1年前の3勝クラス烏丸Sで、今年の宝塚記念と同じ京都芝2200m外回りコースで行われ、2着に5馬身突ける圧勝でOP入りを果たした!2点目は鞍上の菅原明良騎手とのコンビ。菅原明良騎手とのコンビ成績は、【2.1.1.1】で、唯一の着外は昨年の京都大賞典だが、競走中止となったので、参考外。残りの4戦で馬券圏内に絡んでいる。この2点が勝因と断言できる。鞍上の菅原明良騎手はデビュー6年目で待望のGI初制覇、管理する吉岡辰弥調教師も開業5年目で待望のGI初制覇と人馬共にGI初制覇!今後は国内専念する予定。秋はジャパンC・有馬記念を予定していると思う。楽しみだ。歴代ファン投票1位で1番人気に支持されたドウデュースは6着に敗れ、ファン投票1位の期待に応えられず。これはドバイターフからの出走やその時の着順もあるが、1番の敗因は、初の道悪だと思う。3歳時ニエル賞と凱旋門賞の2戦で道悪を経験しているが、国内のレースで道悪は未経験だった。だから、本来の実力を発揮出来なかった。秋には凱旋門賞参戦を視野に入れているが、2年前のような惨敗になってしまうと思っている。僕の本命馬プラダリアは、4コーナーで先頭に立ち、4着と見せ場を残した。やはり、外回りコースと京都、そして、道悪の3点が見せ場を残した結果だと断言できる。秋以降も楽しみだ。ちなみに、もう気付いてる方もいると思うが、上半期に行われたGI12レースですべて異なる騎手が勝つというJRA史上初の珍事が発生!大阪杯がGI昇格した17年から8年目で初めてのこと。秋のGIシリーズでも、“異なる騎手のGI勝ち”がどこまで続くのか。今後も名手の手綱捌きに注目!

 

 馬券の買い目の結果

 宝塚記念GI ハズレ

 

 今週から、夏競馬がスタート!今週の重賞は、日曜日に、ラジオNIKKEI賞GIII&北九州記念GIIIのWGIII重賞が行われる。

 今週も予想と買い目を楽しみに!