今晩は!

 明日の重賞レースは、鳴尾記念GIII。上半期グランプリ、宝塚記念の前哨戦。1951年に創設されて以降、これまで何度も条件が変更され、12年からは現在と同じ6月に芝2000mの重賞として行われ、宝塚記念のステップレースという位置づけとなった。15年ラブリーデイは、続く宝塚記念でGI初制覇!21年ユニコーンライオンも、続く宝塚記念を2着に好走!昨年は、ボッケリーニが重賞3勝目を挙げた。今年は、阪神競馬場改修工事のため、初めて京都芝2000mで行われる。今年は、昨年の勝ち馬ボッケリーニが史上2頭目の連覇に挑む!他には、キャリア6戦中5戦で勝利を飾っているロードデルレイ、2年以上の長期休養明けのハンデもものともせず、2戦連続重賞で3着と元気に走る6歳馬ヨーホーレイク、京都コースで抜群の安定感を残すディープモンスターとニホンピロキーフ、アンドロメダS以来の実戦を迎えるディープモンスターや重賞3勝の実績馬カラテ、逃げ馬ファンの心をつかむバビットなど中距離実績馬が集結!宝塚記念に駒を進めるのは、史上2頭目の連覇か、安定感を見せている4歳馬か、復活を期す6歳馬か、それとも悲願の重賞初制覇か、それとも伏兵か。では、鳴尾記念の予想と買い目を発表しよう!

 

 鳴尾記念GIII

◎ 4ボッケリーニ ... 京都コースは、【2.2.0.1】。新馬戦(6着)以降は、4回出走して連対圏内に好走!、芝2000mは、【2.2.0.2】で、6戦全てで5着以内に好走。そして、重賞でGII以下になると、【2・8・0・3】とこちらも上位に安定している。1956年から1958年まで3連覇したセカイオー以来66年ぶり史上2頭目の鳴尾記念連覇達成だ!

〇 2ディープモンスター ... 前走の小倉大賞典では、右前肢跛行のため出走取消となり、昨年のアンドロメダS以来、6ヶ月半ぶりの実戦となるが、京都芝2000mコースは、2戦2勝と負けなし。芝2000mに関しても、【3.2.1.3】で、21皐月賞(7着)を除く8戦で掲示板内に好走している。浜中俊騎手とのコンビも、【2.0.1.1】で、唯一の着外は、昨年の天皇賞・春(14着)で、GIII以下に絞ると、3着以内に好走している。2戦2勝と相性抜群の京都芝2000m戦で、重賞初制覇を飾る。ただ。ディープインパクト産駒は、【1.3.0.15】と16年サトノノブレスの1勝止まりなので、2番手に評価を下げた。

▲ 9ヨーホーレイク ... 2走前22年日経新春杯【1着)以来、2年2ヶ月ぶりの出走となった金鯱賞では、3着と復帰初戦で上位に好走し、続く前走新潟大賞典では、59㎏を背負いながらも、2走前に続いて3着。GII以下になると、【3.1.3.0】と複勝率100%と安定感を見せている。芝2000mに関しても、【1.1.3.1】で、唯一の着外は、21皐月賞(5着)だが、掲示板内に好走しているので、約2年半ぶりの重賞制覇に期待してもおかしくない!ただ、ディープモンスターでも述べたように、ディープモンスターと同じディープインパクト産駒で、ディープインパクト産駒は、【1.3.0.15】と16年サトノノブレスの1勝止まり。そして、新潟大賞典組は、19年以降、1頭も好走していない。この2点が懸念材料で3番手に評価を下げた。

注 14エアサージュ ... 14番枠で6月開催となった12年以降、13頭以上は5回あり、5回とも全てで13番以降は1頭も好走していないのが懸念材料。だが、この馬の芝2000m、松山弘平騎手、右回りコース、そして、京都芝コースの3点の戦績に注目している。芝2000mの戦績は、【3.2.1.1】で、前走の金鯱賞(8着)が唯一の馬券圏外だったが、GI馬に、GI上位馬と実力馬揃いで、先行勢に厳しい展開と敗因が明確。GIII以下になれば、【3.2.1.0】と6走連続複勝率100%。次に、松山弘平騎手とのコンビで、3回とも2着。右回りコースも、【3.3.1.1】で、唯一の着外は、21菊花賞(8着)で、GIII以下になると、【3.3.1.0】と芝2000mの戦績と同じく複勝率100%。そして、京都コースは、【1.1.0.0】と連対率100%。この4点が今回上位に好走すると思う要素だ。

△ 5ヤマニンサンパ ... 昨年11月アンドロメダS(3着)以来、6ヶ月半の休み明け初戦で、休み明け初戦は、⑤⑦⑧着と結果を残せていないのが懸念材料。だが、2022年以降、阪神&京都コースでは、【2.0.3.0】と5走連続3着以内に好走しているので、3着には来るかもしれない。

△ 6ロードデルレイ ... 左回りの戦績が【4.0.0.0】に対して、右回りは【1.0.0.1】で、右回りよりも、左回りに適性があると思う。だが、鞍上の川田将雅騎手とは、2戦2勝と負けなしなので、3着には来るかもしれない。

△ 13ニホンピロキーフ ... 6月開催となった12年以降、出走頭数が13頭以上だった年は5回。5回全てで、13番以降が全滅に終わっており、前走GII組で、特に京都GII出走組は、【0.0.0.5】とこちらも全滅に終わっているのが懸念材料。だが、京都コースは、【1.1.1.0】と複勝率100%。そして、【1.2.2.1】と複勝率83%、そして、田口貫太騎手との戦績も【3.2.1.1】と複勝率86%とこちらも安定感を発揮しているので、3着には来るかもしれない。

 

 馬券の買い目

 複勝  4

 ワイド 4 - 2, 9, 14

 

 この予想と買い目は、あくまで個人の見解であり、何も保証するものではない。

 競馬の勝ち馬投票は、自己責任で宜しく!