今晩は!

 明日の重賞は、優駿牝馬(オークス)GI。牝馬クラシック2冠目。1冠目の桜花賞から800m距離延長の芝2400mで行われる。84年にグレード制導入後、86年メジロラモーヌ、03年スティルインラブ、10年アパパネ、12年ジェンティルドンナ、18年アーモンドアイ、20年デアリングタクト、そして昨年のリバティアイランドの7頭は、ここを勝って、2冠馬となり、秋の秋華賞も制して、3冠牝馬となった。87年マックスビューティ、93年ベガ、09年ブエナビスタ、そして一昨年のスターズオンアースの4頭が桜花賞とここを勝つも最後の1冠秋華賞制覇出来ず、2冠牝馬となった。更に、97年メジロドーベル、06年カワカミプリンセス、13年メイショウマンボ、そして15年ミッキークイーンの4頭はここを勝って、続く秋華賞を制覇して、2冠牝馬となった。95年ダンスパートナー、96年エアグルーヴ、05年シーザリオ、そして19年ラヴズオンリーユーの4頭はオークス制覇後、古馬GIを制するなど、幾多の名馬を輩出している。昨年は、圧倒的1番人気のリバティアイランドが残り200mで先頭に立ち、後続に6馬身の差を突け、桜花賞に続き2戦連続異次元の末脚を炸裂させ、史上17頭目の2冠を達成!今年は、アスコリピチェーノにクビ差の2着に終わった阪神JFの雪辱を桜花賞で晴らして1冠目を制したステレンボッシュが3年連続史上18頭目の2冠に挑む!同3着馬ライトバック、同4着馬スウィープフィート、同8着馬クイーンズウォーク、そして同13着馬チェルヴィニアの4頭の重賞ウィナーが桜花賞からの巻き返しを図る!謳歌出走を逃し、オークストライアルで優先出走権を手にした、フローラS1着馬アドマイヤベルと同2着馬ラヴァンダ、忘れな草賞1着馬で、朝日杯FS3着馬タガノエルピーダ、スイートピーS1着馬で、3連勝中のコガネノソラに、フラワーCから、1着馬ミアネーロと同2着馬ホーエリートが参戦!史上18頭目の2冠か、桜花賞組の巻き返しか、トライアル組か、それとも伏兵か。では、オークスの予想と買い目を発表しよう!

 

 優駿牝馬(オークス)GI

◎ 7ステレンボッシュ ... 桜花賞では2歳女王アスコリピチェーノの前目に付け、直線で早めに抜け出し、3/4馬身の差を突けて、阪神JF2着の雪辱を晴らし、1冠目を制した!桜花賞4角8番手以下からで制した。桜花賞が阪神外回りに変わった07年以降、13頭が参戦して、〈7・1・1・5〉で7頭が2冠達成している。特に前走4角の位置が8番手以下の場合、③①➃①➃②①①①①着と10頭が4着以内と安定感を見せており、今現在4連勝中で出走機会5年連続連対中。そして、管理する国枝栄調教師と言えば、桜花賞とオークスの2冠制覇は、10年アパパネと18年アーモンドアイの2頭で、2頭とも3冠牝馬となった。桜花賞を制したとき、史上8頭目の3冠牝馬誕生を予感させる勝利。戸崎圭太騎手との初コンビになるが、ここ3戦テン乗りで①②①着と連対している!史上18頭目の2冠達成だ!

〇 12チェルヴィニア ... 前走桜花賞では、初めての長距離遠征、且つ右回りと不安要素が多ありで、13着と伸び切れずに終わってしまった。が、舞台は左回りに戻れば、この馬が来てもおかしくない。新馬戦、未勝利戦、そして、アルテミスSと3戦全て連対圏内に絡んでいる。桜花賞4着以下から巻き返した6頭中5頭は、前走1〜4番人気且つ2走前に重賞勝ちがあった。この条件を満たしている。鞍上にルメール騎手とのコンビで、新馬戦、未勝利戦、そして、アルテミスSを制したコンビで、大敗に終わった桜花賞から巻き返しを図る!ただ、前走の馬体重もしくは当日の馬体重が480kg以上は、【0.1.3.24】で、480kg以上の馬によるオークス制覇は、06年カワカミプリンセスのみで、18年2着リリーノーブル&3着ラッキーライラックを最後に、1頭も好走していないので、2番手に評価を下げた。

▲ 13スウィープフィート ... 桜花賞では、チューリップ賞と同じように競馬で、後方2番手から脚を溜め、上り2位の末脚で4着まで脚を伸ばしてきた。キャリア7戦中6戦で4着以内に好走している。桜花賞4着以下から巻き返した6頭中5頭は、2走前に重賞勝ちがあった。直線の長い競馬場は、⑦②①➃着と出遅れた阪神JF(7着)以外は、4着以内に好走している。叔母のスイープトウショウは20年前オークスでは、3/4馬身差の2着。20年前の雪辱を晴らし、96年エアグルーヴ以来28年ぶり4度目のオークス制覇に期待が高まる!ただ、キャリア7戦馬は、【0.1.0.39】で、22年2着スタニングローズしか好走していない。そして、前走桜花賞組で、前走6番人気以下で好走した3頭はいずれも2走前にマイルの重賞で1番人気で敗れていたが、それ以外は1頭も好走していない。この2点が懸念材料で3番手に評価を下げた。

注 5コガネノソラ ... スイートピーS組は、19年2着カレンブーケドールのみと不振だが、この馬が来てもおかしくないのは、左回りの成績だ!左回りは、③②①①着と4走全て3着以内と安定感を見せている。スイートピーSを制したときの勝ちタイム1.45.6は、34回の歴史で、1番速いタイム。ハイペースだった流れを直線で加速して上がり最速で勝ち切ったうえに、1800mの持ち時計はメンバーでも最速。桜花賞組に割って入るとしたら、この馬だと思う。

△ 1ミアネーロ ... 初めての東京コース、そして、77連敗中の1番枠。この2点が懸念材料。だが、先週ヴィクトリアマイルをブービー人気のテンハッピーローズで制し、21年目で待望のGI初制覇を飾った津村明秀騎手とは2戦2勝と相性抜群で、周回距離も、2戦2勝と負けなしなので、3着には来るかもしれない。

△ 2クイーンズウォーク ... 500kg以上の馬は、【0.0.1.8】で、14年3着バウンスシャッセ以降、1頭も好走していないのが懸念材料。だが、桜花賞4着以下から巻き返した6頭中5頭が東京無敗馬で、2走前クイーンCを制しているので、3着には来るだろう。

△ 3エセルフリーダ ... 1勝クラス組は、【0.0.1.15】で、21年3着ハギノピリナしか好走していないのが懸念材料。だが、武藤雅騎手とは、③①⑤①着と4走全て5着以内と安定感を見せているので、3着には来るかもしれない。

△ 10アドマイヤベル ... フローラS1着馬は、【0.3.0.7】で、連対した3頭はいずれも連勝中だったが、連勝中ではない馬は、1頭も好走していないのが懸念材料。だが、キャリア4戦全て左回りに出走して、①③②①着と3着以内と安定感を見せているので、3着には来るかもしれない。

△ 14ライトバック ...   桜花賞3着馬は、【2.1.1.5】で、好走した4頭は全て東京芝1600mor1800mで勝利経験があり、馬券圏外に敗れた5頭は東京マイルor1800m未勝利で、東京は、3走前に、アルテミスSで4着に終わっているのが懸念材料。だが、左回りは、①➃着と好走経験があるので、3着には来るかもしれない。

 

 馬券の買い目

 単勝  7

 複勝  7

 ワイド 7 - 5, 12, 13

 

 この予想と買い目は、あくまで個人の見解であり、何も保証するものではない。

 競馬の勝ち馬投票は、自己責任で宜しく!