今晩は!

 土曜日の重賞結果は、京王杯SC1着。日曜日の重賞結果は、ヴィクトリアマイル8着。では、レース回顧を始めよう!

 

 京王杯SCGII

 安田記念へのステップレースを制したのは、1番人気のウインマーベルだ!大外15番枠から絶好のスタートを決め、ライバルたちの出方を見ながら外の4番手にポジションを取り、直線半ばで先頭に立つと、最後方から脚を溜めていたレッドモンレーヴが一気に強襲し、一旦前に出られたが、しぶとく食らい尽いてゴール手前で内から差し返して、前走(高松宮記念12着)の大敗を払拭し、重賞4勝目を飾り、前年2着の雪辱を晴らした!振り返ると、前年1・2着馬が逆転した結果になった。安田記念への優先出走権を手にしたが、距離適性に関しては、マイル<スプリントなので、スプリント路線がベストではないかなと思う。

 

 ヴィクトリアマイルGI

 こんな結末は誰が予測できたのだろうか?春の古馬マイル女王に輝いたのは、ブービー人気の6歳牝馬テンハッピーローズだ!中団から後方にかけて追走し、直線で外から鮮やかな末脚が炸裂し、ゴール手前で先頭に立ったフィアスプライドを交わしてGI初出走で優勝!この馬が買いづらかった理由として主に2点。まず、リピーターではない6歳馬。6歳馬によるヴィクトリアマイル制覇は、15年ストレイトガール以来9年ぶり史上2頭目で、6歳馬によるワンツーフィニッシュも、15年ストレイトガール&ケイアイエレガント以来、9年ぶり2例目。だが、いずれも前年のヴィクトリアマイル出走馬で、リピーターではない6歳馬は、数えきれないほど出走していたが、19年のクロコスミアの3着が過去最高着順。そして、これまでの5勝が全て芝1400m以下で、マイルは未勝利だった。マイルは、【0.2.1.4】と未勝利で、②③➃⑩②⑦⑥着と7戦出走して未だに勝ち星が無かった。だが、東京マイルは、③②着で2回使って3着以内に好走しており、2歳時、アルテミスSに出走して、後に白毛の女王と呼ばれたソダシに0.4秒差の3着の実績があった。マイル未勝利でも好走経験のある東京マイルが今回の勝因だった。しかも、重賞初制覇がまさかのGI。そして、鞍上の津村明秀騎手は、48度目のGI挑戦で嬉しい嬉しいGI初勝利!これまで47回GIに挑戦して、19年のオークス・秋華賞・ジャパンCの2着が過去最高着順。17年のフェブラリーSで1番人気に支持されたカフジテイクに騎乗して3着と悔しさを見せていたが、騎手生活が始まって20年の節目でGIジョッキーの仲間入りを果たした!今週のオークスには、フラワーCを制したミアネーロとの継続コンビで2週連続GI制覇を飾るかもしれない。これからのGI戦線でどんな活躍を見せてくれるのか楽しみだ。レース直前1番人気に支持されたマスクトディーヴァは、3着。直線で他馬の間に挟まってしまい、完全に追い出しが遅れたのが敗因。それだけでなく、大苦戦の阪神牝馬S1着馬、今年の4歳世代のレベルの低さも敗因だと思う。僕の本命馬、昨年のマイル女王ナミュールは、8着に敗れた。スタートで出遅れたのが敗因。

 

 馬券の買い目の結果

 京王杯SCGII      複勝(15)、ワイド(4 - 15)的中

 ヴィクトリアマイルGI ハズレ

 

 今週の重賞は、土曜日に、平安SGIII。日曜日に、優駿牝馬(オークス)GI。

 今週も予想と買い目を楽しみに!