今晩は！
明日の重賞は、3歳マイル王決定戦、NHKマイルCGI&新潟大賞典GIIIのW重賞だ。そして、明日の朝、8時頃には、アメリカのチャールズタウンズ競馬場で、ダート3冠初戦ケンタッキーダービーが行われ、日本馬2頭が出走する。そこで、今日は、国内の予想とケンタッキーダービーの予想を、Part 1とPart 2に分けてお伝えしよう。では、まず、Part Iでは国内の重賞予想をお伝えしよう。では、まず、Part Iでは、国内の重賞予想をお伝えしよう。東京5週連続GI開催の初戦、3歳マイル王決定戦NHKマイルCGI。1953年から95年まではダービートライアルの「ＮＨＫ杯」として行われたが、96年から新設。新設以降、04年のキングカメハメハと08年のディープスカイの2頭は、ここを勝って、続く日本ダービーと連勝で変則2冠を達成。97年のシーキングザパールは、翌年のフランスGI、モーリス・ド・ゲストを制覇、98年のエルコンドルパサーは、同年秋のジャパンCと翌年のフランスGIサンクルー大賞を制覇し、凱旋門賞を2着と好走、00年のイーグルカフェは、2年後のジャパンカップダート（現：チャンピオンズC）、01年のクロフネは、同年秋のジャパンカップダート（現：チャンピオンズC）、14年のミッキーアイルは、2年後のマイルCSと今後の古馬GI制覇している。11年のグランプリボス、16年のメジャーエンブレム、そして、19年のアドマイヤマーズの2歳王者もしくは2歳女王が復活する舞台でもある。昨年は、東京マイル2戦2勝のシャンパンカラーが制し、3歳マイル王の座に就いた！今年は、桜花賞2着からの出走の2歳女王アスコリピチェーノと皐月賞3着からの出走の2歳王者ジャンタルマンタルのGI馬2頭が参戦！29回目の歴史で初めて2歳王者と2歳女王が激突！他にも、アーリントンCを制したディスペランツァ、シンザン記念勝ち馬ノーブルロジャー、NZT2着馬ボンドガール、NHKマイルCと同じ東京芝1600m重賞勝ち馬ゴンバデカーブースが復帰！東スポ2歳S勝ち馬シュトラウス、2億2000万円のダノンマッキンリー、そして、今年3月に開業した福永祐一調教師からチャンネルトンネルが出走など、中距離、マイラー、スプリンターが参戦！2024年3歳マイル王に輝くのは、復活を期す2歳王者、2歳女王か、重賞ウィナーたちの復活か、悲願か、史上最速か、最少キャリアVか、それとも伏兵による波乱か。では、NHKマイルCの予想と買い目を発表しよう！
NHKマイルCGI
◎ 14アスコリピチェーノ ... 桜花賞2着からの出走。前走5着以内馬は、【2.1.0.3】で、3頭は当日2番人気以内に支持されていた。左回りは、新馬戦と新潟2歳Sを連勝実績がある。更に、サンデーレーシングは、【3.3.1.11】で、当日2番人気以内なら、【3.0.1.2】で、6頭全て掲示板以内に好走している。ここで復活のGI2勝目を飾る！
〇 16ジャンタルマンタル ... 前走皐月賞では、直線早めに先頭に抜け出し、3着を確保。「距離が少し長かったかな」とレース後、川田将雅騎手は語り、ダービーからNHKマイルCに路線を変更したのはプラス材料。マイルは、デイリー杯2歳Sと朝日杯FSを連勝している。朝日杯FS1着馬は、11年のグランプリボスが初優勝を飾ってから、①②①③⑬着で、5頭中4頭が3着以内に好走している。好走した4頭いずれも前走4着以内。初黒星を喫した東京でリベンジを晴らすGI2勝目を飾る。ただ、前走皐月賞では3番人気に支持されており、前走3番人気馬は、【0.0.0.23】と1頭も馬券に絡んでいないので、2番手に評価を下げた。
▲ 2ノーブルロジャー ... 前走毎日杯では、初の1800m、そして、初の道悪の2点の不運が重なるも、2着を確保。距離はマイルに短縮はプラス要素。マイルは2戦2勝！新馬戦とシンザン記念を2連勝中。東京マイルは、新馬戦で優勝経験がある。ここでも上位に好走するのは間違いない。ただ、毎日杯・スプリングS・フラワーCのいずれかを使っていた前走1800m組は、【0.3.1.19】と意外と勝ち切れていない。そして、松山弘平騎手とは初コンビ。この2点が懸念材料で3番手に評価を下げた。
注 5ボンドガール ... 1勝馬は、17年アエロリット以降、未勝利。それが懸念材料だが、来てもおかしくないのは、東京マイルは、①②着と連対しているだけではなく、NZT2着馬と言うのも興味深い。NZT2着馬は、【1.2.0.4】で、連対した3頭中2頭が前走1番人気馬だった。18年のケイアイノーテック、そして、一昨年のマテンロウオリオンの2頭はNZTで1番人気で2着。この条件を満たしている。武豊騎手は、JRA通算4500勝まであと2勝とリーチをかけているので、06年ロジック以来、18年ぶり4度目のNHKマイルC制覇を4500勝で飾るかもしれない！
△ 3ディスペランツァ ... 516kgで、500㎏以上の大型馬は、【1.2.0.22】と苦戦傾向。そして、初めての左回りの2点が懸念材料。だが、マイルは2戦2勝と負けなしなので、3着には来るかもしれない。
△ 7チャンネルトンネル ... アーリントンC組は、連対馬が好走しているのに対して、3着以下から好走しているのが18年レッドギュイロン（3着）のみ。だが、マイル戦は、②➃③着と上位に好走しているので、3着には来るかもしれない。
△ 10ウォーターリヒト ... 初めての左回りが懸念材料。だが、ジャンタルマンタルと同じ皐月賞からの出走で、皐月賞組は、【2.1.1.9】で、好走した4頭中3頭がマイル戦で馬券圏外がない馬が好走している。マイル戦は4走前のシンザン記念がマイル戦初出走で3着に好走しているので、3着には来るかもしれない。
△ 12ゴンバデカーブース ... 暮れのホープフルSでは、感冒のため、出走取消となり、5ヶ月ぶりの実戦となり、前走2月以前だった馬は、【0.0.0.13】と1頭も好走していないのが懸念材料。だが、鞍上のモレイラ騎手は、本日東京5・8～11レースで5連勝と固め打ち。そして、2勝全てがNHKマイルCと同じ舞台の東京芝1600m戦なので、3着までには来るかもしれない。
△ 18アルセナール ... クイーンC（2着）からの参戦で、ゴンバデカーブースと同じ理由で、前走2月以前だった馬は、【0.0.0.13】と1頭も好走していないのが懸念材料。そして、前走3番人気馬は、【0.0.0.23】と全滅。この2点が懸念材料。だが、東京マイルは①②着と2着以内に好走しているので、3着には来るかもしれない。
馬券の買い目
単勝 14
複勝 14
ワイド 14 - 2, 5, 16
次は、新潟大賞典GIII。荒れるハンデGIII。春の新潟開催の目玉となるレースで、上半期のローカル中距離路線を締めくくる重賞。1番人気馬が06年を最後に17連敗中で、2番人気馬の優勝も2011年が最後。過去10年で2桁人気馬が2勝、2着2回、3着3回と躍動し、3連単の配当が50万円を超えたケースも3回を数える。ローカルのＧ３ハンデ戦だが、出走馬のレベルが高い年もある。92年の優勝馬メジロパーマーはその後、宝塚記念と有馬記念を制してＧ１ホースになり、03年には前年の宝塚記念馬ダンツフレームが参戦して59キロの斤量を背負って勝利している。昨年は、不良馬場で行われる中で、トップハンデの59㎏のカラテが勝利した。昨年の勝ち馬カラテが参戦！セントライト記念で皐月賞馬ソールオリエンスを破ったレーベンスティールが今年初戦を迎える。3勝クラスを制したキングズパレス、昨年の新潟記念を制したノッキングポイント、前走2年2ヶ月ぶりの復帰戦で3着に好走したヨーホーレイク、22戦中21戦で掲示板に好走しているマイネルクリソーラ、3勝クラスとL競走と2連勝中のリフレーミングと実績馬が参戦。春の新潟重賞を制するのは、史上2頭目の連覇か、実績馬か、昇級初戦馬か、それとも伏兵か。では、新潟大賞典の予想と買い目を発表しよう！
新潟大賞典GIII
◎ 13キングズパレス ... 前走3勝クラスを制しての出走。これまでキャリア17戦中15戦で掲示板を確保。左回りは、【1.5.0.2】で、馬券圏外に敗れた2戦は⑨④着と安定感を見せている。芝2000m戦は、【2.3.0.0】と連対率100%。22朝日セントライト記念（8着）以来、2度目の重賞挑戦で悲願の重賞初制覇を飾る！
〇 11リフレーミング ... 2000m戦は、④④②②①①①②⑬③③⑤➃②➃③③③①着と19戦中18戦で掲示板を確保しており、OP初戦となった前走福島民報杯で後方4番手から強烈な末脚で昇級初戦でOP戦初出走Vを飾った。福島民報杯組は、前走連対馬は、【1.0.2.0】と3頭が出走して3頭とも馬券圏内に好走している。重賞初出走で勝利を飾る！ただ、1着馬で前走OPクラスは、【0.0.2.6】と連対がないので、2番手に評価を下げた。
▲ 14マイネルクリソーラ ... キャリア22戦中21戦で掲示板を確保と安定感を見せている。ここ2走は重賞で③⑤着。前走中山記念では、13番人気の超人気薄で、後方3番手から5着まで追い上げた。丹内祐次騎手とのコンビは、【2.1.0.3】で、6戦全て掲示板を確保している。左回りは、③①②③②➃③⑥着と昨秋のL競走（オクトーバーS：6着）を除く7戦で4着以内に好走している。3度目の正直で悲願の重賞制覇に期待が高まる。ただ、初めての新潟コース。OP戦以降、⑥②③⑤着と勝ち切れてない。この2点が懸念材料で3番手に評価を下げた。
注 9カラテ ... 8歳以上は、【1.0.0.20】で、16年パッションダンスが勝利したのみ。だが、パッションダンスは13年にも勝っているので、リピーターというべき。カラテも、昨年不良馬場で行われたこのレースでトップハンデ59kgを背負って勝利しているので、パッションダンスと同じリピーター。そして、新潟コースは、⑬⑤②①①着で、新潟芝2000m重賞は2連勝中！96,97年のマイヨジョンヌ以来、史上2頭目の連覇を飾ってもおかしくない！
△ 1ヨーホーレイク ... 斤量58kg以上の馬は、【1.0.0.5】で、昨年のカラテが59kgで優勝したが、1頭のみ。だが、GII以下になると、①①②①③着と馬券圏内に絡んでいるので、3着には来るだろう。
△ 4デビットバローズ ... 前走阪神コースを走った馬は、1頭も好走していないのが懸念材料。だが、芝2000戦は、【2.0.0.1】で3戦で4着以内に好走しているので、3着には来るかもしれない。
△ 7ノッキングポイント ... 4枠は、唯一馬券に絡んでいない枠。だが、新潟芝2000ｍと言えば、昨年の新潟記念を制して重賞ウィナーの仲間入りを果たしている。そして、左回りは、①➃①⑤①⑫着と前走（金鯱賞12着）を除く5戦で5着以内に好走しているので、3着には来るかもしれない。
△ 15レーベンスティール ... 斤量58kgは、【0.0.0.4】と1頭も好走していないのが懸念材料。だが、前走は距離が長かったが、1800～2200mまでがベストで、②①②①③①着と6戦で馬券圏内に好走しているので、3着には来るかもしれない。
馬券の買い目
複勝 13
ワイド 13 - 9, 11, 14
この予想と買い目は、あくまで個人の見解であり、何も保証するものではない。
競馬の勝ち馬投票は、自己責任で宜しく！
では、Part IIに続く！