今晩は!

 明日の重賞は、2024年クラシック開幕戦、牝馬クラシック第一弾桜花賞GI。2歳GI阪神ジュベナイルフィリーズと同舞台の阪神芝1600m外回りで行われており、92年のニシノフラワー、01年のテイエムオーシャン、09年のブエナビスタ、10年のアパパネ、21年ソダシ、そして昨年のリバティアイランドの最優秀2歳女王7頭が、阪神ジュベナイルフィリーズと桜花賞を連勝した。86年のメジロラモーヌ、03年のスティルインラブ、10年のアパパネ、12年のジェンティルドンナ、18年のアーモンドアイ、20年のデアリングタクト、そして、昨年のリバティアイランドの7頭が桜花賞、2冠目のオークス、そして、3冠目の秋華賞を制し、3冠牝馬となった。86年のマックスビューティー、93年のベガ、09年のブエナビスタ、そして、22年のスターズオンアースの4頭は桜花賞と2冠目のオークス、98年のファレノプシス、01年のテイエムオーシャン、07年のダイワスカーレットの3頭が桜花賞と3冠目の秋華賞を制して2冠牝馬となった。昨年は、先行馬有利の展開の中で、2歳女王リバティアイランドが後方2番手からの追い込みで1冠目を手にした。今年は、2歳女王アスコリピチェーノが阪神JFを制しての直行で3歳初戦を迎える!その阪神JFでアスコリピチェーノにクビ差の2着と泣いたステレンボッシュにマジックマン・モレイラ騎手でリベンジに挑む!未勝利戦とクイーンCを連勝中のクイーンズウォーク、同じく未勝利戦とフェアリーSを連勝中のイフェイオン、阪神JF3着馬でフィリーズレビュー2着のコラソンビート、チューリップ賞を制したスイープトウショウの孫スウィープフィートに、エルフィンS勝ち馬ライトバック、更に、アルテミスSを制して半年ぶりの出走となるチェルヴィニアと楽しみな3歳牝馬が集結!1冠目を制すのは、史上9頭目の無敗馬による桜花賞制覇か、阪神JF2着馬の雪辱か、20年越しのリベンジか、悲願か、それとも伏兵か。では、桜花賞の予想と買い目を発表しよう!

 

 桜花賞GI

◎ 9アスコリピチェーノ ... チューリップ賞がGII重賞に昇格した18年以降の勝ち馬は、非トライアル組。アスコリピチェーノは、暮れの阪神JFを制しての桜花賞直行。昨年のリバティアイランド、3年前のソダシも、阪神JFを制しての直行で、桜花賞を制し、阪神JFに続くGI連勝を飾った。暮れの2歳GIからの直行組は、【2・2・0・4】で、当日2人気以内なら、【2・2・0・0】と連対率100%。無敗で阪神JFを制した馬は外回り開催になった06年以降、7頭中6頭が桜花賞に参戦して、⑥②③②②①着と出走機会5頭連続で馬券圏内に絡んでおり、阪神JFから直行ローテだったのは、14年のレッドリヴェールと3年前のソダシで2頭とも連対している。そして、前走馬体重が460㎏以上の馬は、09年のブエナビスタから15年連続優勝中。近年の好走傾向をクリアしている。21年ソダシ以来3年ぶり史上9頭目の無敗馬による桜花賞制覇で、1冠目を手にする!

〇 12ステレンボッシュ ... 阪神JFでは、クビ差の2着。マイル戦は、②①②着と安定した成績を残している。アスコリピチェーノと同じ阪神JF2着からの出走、暮れの2歳GI組で前走3着以内+当日2番人気以内に支持されると、【3.2.0.0】と連対率100%。更に、09年のブエナビスタから15年連続で前走の馬体重が460kg以上の馬が優勝している。鞍上のモレイラ騎手とのコンビで前走2着の雪辱を晴らす!ただ、6枠は、16年のシンハライト2着を最後に1頭好走していないので、2番手に評価を下げた。

▲ 8コラソンビート ... フィリーズレビューではいつもの伸びが少し足りず、2着に敗れてしまった。が、フィリーズレビュー組で好走した3頭の条件を満たしてる。好走した3頭はいずれも、阪神JFで掲示板以内に好走し、前走フィリーズレビューを1番人気で2着に好走しているのだ、唯一の連対馬レーヌミノルも阪神JF3着で、フィリーズレビューを1番人気で2着。3着2頭も同じ条件を満たしている。コラソンビートも、阪神JF3着で、フィリーズレビューを1番人気で2着と3頭と同じ条件を満たしているので、ここでも上位に好走するのは確かだ。ただ、フィリーズレビュー組で好走した3頭はいずれも当日6番人気以下で、現在3番人気に支持されている。そして、08年のレジネッタの432kgを最後に、前走の馬体重が460kg未満の馬は、15年連続未勝利中で、ここ10年も、【0.5.5.85】と2・3着を5回量産している。この2点が懸念材料で3番手に評価を下げた。

注 7スウィープフィート ... 18年以降、1頭も好走していないチューリップ賞1着馬が気になるが、この馬の1600mの成績と血統を考慮すると、来てもおかしくない!マイル戦は、2戦目の未勝利戦からマイルに距離を伸ばし、①②⑦②①着でスタートで出遅れてしまった3走前の阪神JF(7着)を除けば、連対圏内に絡んでいる。更に、この馬はスイープトウショウの孫で、20年前チューリップ賞を制して桜花賞に出走したが、5着と桜のタイトルを逃したその雪辱を20年ぶり桜花賞6度目の制覇に挑む武豊騎手とのコンビで晴らすかもしれないからだ!

△ 2クイーンズウォーク ... 前走の馬体重が516kgで、500㎏以上は、【0.0.0.6】と1頭も好走していない。そして、1枠を引いており、【0.1.3.15】で、唯一の連対は、18年2歳女王ラッキーライラックのみで、2歳女王以外は3着が精一杯。確かに、初マイルとなったクイーンCを制しており、鞍上の川田将雅騎手は桜花賞を2連覇中なので、3着には来てもおかしくなさそうだ。

△ 3イフェイオン ... 2枠は、【2.0.2.15】で、勝った2頭はいずれも2歳女王。2歳女王以外は、3着が精一杯。だが、キャリア3戦いずれもマイルを使って、③①①着と3着以内に好走しているので、3着に来るかもしれない。

△ 11ライトバック ... エルフィンSを制しての出走で、20年デアリングタクトが勝利したが、1頭だけ。だが、マイルは、④①着と上位に結果を残しているので、3着には来るかもしれない。

△ 18チェルヴィニア ... アルテミスSを制して以来、5ヶ月ぶりの出走が懸念材料。だが、マイル戦は、②①着と馬券圏内に好走しているので、3着には来るかもしれない。

 

 馬券の買い目

 単勝  9

 複勝  9

 ワイド 9 - 7, 8, 12

 

 この予想と買い目は、あくまで個人の見解であり、何も保証するものではない。

 競馬の勝ち馬投票は、自己責任で宜しく!