今晩は!

 土曜日の重賞結果は、フラワーC5着、ファルコンS3着。日曜日の重賞結果は、スプリングS7着、阪神大賞典1着。では、レース回顧を始めよう!

 

 フラワーCGIII

 出走頭数12頭全頭が1勝馬と大混戦ムードを断ち切ったのは、2番人気のミアネーロだ!他馬が壊した内ラチの修理のため、6分間の“待った”により、発走時間になってもゲート入りが始まらず、戸惑いからゲート裏で発汗が目立ち始める馬もいる中で、ミアネーロは闘志を内に秘めてクールにその時を待っていた。スタートは五分で、スッと手綱を抑え、7番手で折り合い、前半5F60秒0の平均ラップながら先行勢は次々に脱落する中で、ミアネーロは経済コースをきっちり回り、直線半ばではもう2番手まで浮上し、残り100メートルで力強く抜け出し、重賞初制覇で、混戦を断ち、春の最大目標オークスに大きく弾みをつける勝利となった!前走(菜の花賞:1勝クラス)では、直線半ばで寄れてブレーキをかけてしまい、5着。前走の雪辱を見事に晴らし、牝馬クラシック戦線に堂々と名乗りを上げた!1番人気のカンティアーモは3着止まり。中団イン追走から直線で外に持ち出すも、先行勢が壁になって追い出しが遅れた。思い切って内に切れ込んだが、最後に脚を余す形となった。僕の本命馬、エルフストラックは、逃げて5着。距離が短かったのではないかと思う。

 

 ファルコンSGIII

  スプリント、マイル路線などから集まったスピード自慢の快足馬決戦を制したのは、2022年のセレクトセールで2億2000万円で取引された7番人気のダノンマッキンリーだ!道中は後方3番手に構えると、直線で鋭い末脚を発揮。逃げ粘る5番人気オーキッドロマンスをゴール前で捕らえ、2度目の重賞挑戦で初タイトルを手にした!ここ2走は、折り合いを欠いてしまい、人気を裏切った結果となってしまったが、2走の鬱憤を見事に晴らした!鞍上の北村友一騎手は、21年阪急杯(レシステンシア)以来、約3年ぶりの重賞制覇となった。次走は、NHKマイルCになるが、マイルをどう克服するかがカギになりそうだ。僕の本命馬で1番人気に支持されたソンシは出負け気味にスタートを切り、気合をつけて道中5番手につけた。直線は馬群を割って鋭く脚を伸ばしたが3着が精いっぱいになってしまったが、1400m戦がベストであることを証明した!

 

 スプリングSGII

 皐月賞トライアル最終便を制したのは、名門国枝栄調教師が管理するシックスペンスだ!その日の中山は、風が強く、レースはゆったりとした前有利の展開の中、道中を3番手で追走、抜群の手応えで直線残り200m付近で先頭に立つとあっという間に後続に3馬身半差突き放す完勝で、新馬戦、ひいらぎ賞に続き、無傷の3連勝で重賞初制覇を飾った。ここ2走は、中山マイルで、3戦目で初めての距離延長が懸念材料だったが、これほどのパフォーマンスを発揮出来たことから、鞍上のC.ルメール騎手は、2000m以上は、絶対いけるとレース後のインタビューで語った。調教師生活あと2年の国枝栄調教師悲願の牡馬クラシック制覇に期待がかかる!2着にブービー人気のアレグロブリランテ、3着に4番人気のルカランフィーストが入り、上位3頭に皐月賞への優先出走権を手にした。僕の本命馬ペッレグリーニは、7着と見せ場なし。風の影響はあり、展開も合わなかった。

 

 阪神大賞典GII

 長期休養明け4戦目のテーオーロイヤルが前走ダイヤモンドSに続く重賞連勝で天皇賞・春への優先出走権を手にした!ポンとスタートを決めて好位3番手インでロスなく追走、勝負どころで周りの手が動く中で、持ったままの手応えで直線を向かえると、ラチ沿いからグンと加速し、残り1ハロン手前で先頭に抜け出すと、後続に5馬身の差を突けての独擅場となった。今回の勝利が3歳秋から4歳冬までの4連勝以上の強さを感じた!これほどのパフォーマンスなら、春の天皇賞で人馬共に悲願のGI初制覇に大きく期待ができる。2年前(3着)の雪辱を晴らす絶好のチャンス到来!中野栄治調教師から吉岡辰弥調教師に転厩初戦となった1番人気のブローザホーンは3着。初めての3000mが少し響いたのかもしれない。

 

 馬券の買い目の結果

 フラワーCGIII   ハズレ

 ファルコンSGIII  複勝(9)、ワイド(6 - 9)的中

 スプリングSGII   ハズレ

 阪神大賞典GII   単勝(6)、複勝(6)的中

 

 今週の重賞は、土曜日に、日経賞GII&毎日杯GIII。日曜日に、マーチSGIII&高松宮記念GIの計4重賞。

 今週も予想と買い目を楽しみに!