おはよう!

 今日の重賞は、ダイヤモンドSGIII&京都牝馬SGIIIの東西WGIII重賞。まず、ダイヤモンドSGIII。平地重賞でステイヤーズS(芝3600m)に続く2番目に長い距離、芝3400mで行われる長距離ハンデ重賞マラソンレース。天皇賞・春に向けて重要な一戦だが、これまでの勝ち馬から、天皇賞・春直行で連勝した馬はゼロだが、、15年のフェイムゲーム、そして、一昨年のテーオーロイヤルは、天皇賞・春直行で2、3着と好走。人気馬が好走する一方で、12年ブービー人気で制したケイアイドウソジン、20年最低人気で重賞初制覇を飾ったミライヘノツバサなど、波乱も少なくはない。昨年は、2番人気のミクソロジーが4連勝で重賞初V、そして、東京芝3400mの従来のレコードタイム、3.29.04を0秒3更新の3.29.01のレコードタイム付き。2着に13番人気のヒュミドール、3着に1番人気のシルブロンが入り、3連単12万1000円の好配当決着となった。今年は、サラキアの妹サリエラ、2年前の勝ち馬テーオーロイヤル、昨年の2着馬ヒュミドール、3勝クラスからの昇級戦ニシノレヴナントを含む10頭と出走メンバーは不在だが、実績馬が集結!ここを勝って、春の天皇賞に進むのは、牝馬か、2年ぶり2度目の制覇か、昨年の2着馬か、昇級馬か、それとも伏兵か。では、ダイヤモンドSの予想と買い目を発表しよう。

 

 ダイヤモンドSGIII

◎ 9テーオーロイヤル ... ステイヤーズSで2着と復調の兆しが見えてきた!ステイヤーズS組で、前走0秒5差以内の敗戦、そして上り3ハロン5位以内なら、【1・2・2・0】と複勝率100%。更に、トップハンデ58.5kgで、斤量が58㎏以上の馬は、【3・1・0・1】で、連対率80%を誇る好成績を残している。2年前の覇者が2年ぶりの重賞制覇で春の天皇賞に駒を進める!

〇 5ワープスピード ... ステイヤーズSでは、重賞初挑戦で、4着と好走。長距離戦は、④①⑦➃①➃⑩①③➃①➃着と10戦で4着以内に好走しており、6走前からブリンカーを着用してから、⑦➃①➃⑩①③➃①➃着と5着以下で敗れた2戦は初ブリンカーと初輸送といずれも敗因が明確だが、関東では、4着以内に好走。ここでも重賞初制覇に期待がかかる。ただ、ドレフォン産駒は、3000m以上に適性があるのかどうかが懸念材料なので、2番手。

▲ 2ヒュミドール ... 昨年このレースで13番人気でクビ差の2着と激走。オルフェーヴル産駒は、【1・2・1・3】で、昨年1・2着を独占。メンバー唯一のオルフェーヴル産駒なので、今年も好走するのは間違いなさそうだ。ただ、ここ3走は惨敗続きというのが気がかりなので、3番手に評価を下げた。

注 6ニシノレヴナント ... 6枠は、22年テーオーロイヤルの1頭しか好走していないのが懸念材料。だが、この馬の長距離戦の成績に注目した!1年前の東京芝2400m未勝利戦で初白星を飾ってから、①⑨①①③①着と青葉賞(9着)を除く5戦で馬券圏内に絡んでいる!久々の重賞挑戦で好走は間違いない!

△ 7ハーツイストワール ... 長期休養明け2戦は、⑥⑨着と力を発揮出来てないのが懸念材料。だが、棟距コースは、【3・6・0・3】で、22年ジャパンC(11着)を除く10戦で4着以内に好走しているので、3着には来るかもしれない。

△ 8サリエラ ... 牝馬は、【0・0・1・8】で、唯一馬券に絡んだのが3年前のポンデザールのみ。だが、東京コースは、【3・0・1・0】で、目黒記念3着の実績があるので、3着には来るかもしれない。

 

 馬券の買い目

 複勝  9

 ワイド 9 - 2, 5, 6

 

 次は、京都牝馬SGIII。16年に距離を1400m戦になってから、16年のクイーンズリングは、秋のエリザベス女王杯制覇、17年のレッツゴードンキは、春秋スプリントGIを2着、20年のサウンドキアラは、ヴィクトリアマイルを2着、一昨年のロータスランドは、高松宮記念を2着と活躍馬を幾多も輩出している。昨年は、スワンS2着馬ララクリスティーヌが重賞初制覇を飾った。近3年は阪神芝1400m開催だったが、今年は4年ぶりに京都芝1400m開催で戻ってくる!今年は、昨年高松宮記念2着、スプリンターズS3着のナムラクレア、重賞6勝メイケイエール、2年前の覇者、昨年3着のロータスランド、昨年2着のウインシャーロットなど4歳から7歳まで多彩なメンバーが出走!ここを勝って、ヴィクトリアマイルに駒を進めるのは、昨年春秋スプリントGI2着馬か、重賞6勝のおてんば娘か、2年ぶりの制覇か、昨年2着の雪辱か、ターコイズS4着馬か、それとも伏兵か。では、京都牝馬Sの予想と買い目を発表しよう!

 

 京都牝馬SGIII

◎ 15ソーダズリング ... 今回初の1400m戦だが、距離短縮はプラス材料と考えている。2走前の3勝クラスでは、初のマイル戦で2勝目を挙げた。ターコイズSでも6番手から4着と好走。武豊騎手とのコンビで、【2・1・0・3】で、着外に敗れた2戦はいずれも、展開が不利だったといっていいが、GIII以下になると、【2・1・0・1】と4着以内に好走している。ターコイズS組は、15年に重賞昇格してから、好走した5頭は前走7着以内+1桁人気馬だった。4番人気で4着以内と条件を満たしている。7枠は、【3・3・1・11】と3勝全てが京都。ここで重賞初制覇で、JRA重賞38年連続勝利を飾る!

〇 11モズゴールドバレル ... 3勝クラスを制しての出走。1400m戦は、①⑤⑨着とまあまあな結果で、1年9ヶ月ぶりの出走だが、1600〜2000mを使って力をつけてきている。右回りは、⑤①⑭②③②着と5戦で5着以内と結果を残している。京都コースに関しても2回走って2着2回。久々の重賞挑戦でも上位に好走する。ただ、3勝クラスからの出走で、3勝クラス組は、【0・4・5・15】と2着を4回量産しているので、2番手に評価を下げた。

▲ 12ナムラクレア ... 【5・3・4・3】で、着外に敗れた3戦はいずれもGIレース。GII以下では、【5・2・3・0】と複勝率100%。芝1400m戦は、2歳時に、ファンタジーS2着。3歳時にフィリーズレビュー2着と重賞で2着2回と実績がある。スプリンターズSから4ヶ月半の休み明けで、休み明け初戦は、【2・1・0・0】と連対率100%。ここを勝って、高松宮記念に弾みをつける!ただ、芝1200m組は、【0・1・0・43】と、17年ワンスインナムーンが2着に来ただけで超不振。これが懸念材料なので、3番手に評価を下げた。

注 5ウインシャーロット ... 脚部不安から10ヶ月ぶりの実戦、そして、1400m開催になってから、1頭も連対していない6歳馬の2点が懸念材料だが、1400m戦の成績、鞍上の石川裕紀人騎手との戦績に注目している!1400m戦は、【3・1・0・0】と連対率100%!昨年の同レースで2着と結果を残している。更に、石川裕紀人騎手とはデビューからコンビ継続で、【5・7・2・2】と16戦連続4着以内。昨年2着の雪辱を晴らすかもしれない。

△ 4テンハッピーローズ ... 半年ぶりの実戦、ウインシャーロットでも述べたように、1400m開催になってから1頭も連対がなく、3着を5回量産している6歳馬の2点が懸念材料だが、芝1400m戦は、3歳の6月1勝クラスから出走して、2年前の1月の3勝クラス(7着)を除く13戦で0秒6差以内と上位に食い込んでるので、3着には来るかもしれない。

△ 13メイケイエール ... テンハッピーローズと同じ6歳馬で、3着を5回量産しているのが懸念材料。だが、芝1400m戦は、2歳時に、ファンタジーS・4歳時に、京王杯SCと2戦2勝で制しているので、3着には来るかもしれない。

△ 14ジューンオレンジ ... ナムラクレアでも述べたように、前走芝1200m組は、【0・1・0・43】と、17年ワンスインナムーンが2着に来ただけで超不振。だが、芝1400m戦は、新馬戦(10着)以降4戦連続馬券圏内に絡んでおり、3歳時にはフィリーズレビューを11番人気で3着と激走しているので、3着に来てもおかしくない。

△ 18ロータスランド ... 7歳馬は、1400m戦になってから、1頭も好走していないのが懸念材料。だが、1400m戦は、②①⑥⑨③③⑥着と勝ち馬から0秒4差以内と惜敗続きなので、3着には来るかもしれない。

 

 馬券の買い目

 複勝  15

 ワイド 15 - 5, 11, 12

 

 この予想と買い目は、あくまで個人の見解であり、何も保証するものではない。

 競馬の勝ち馬投票は、自己責任で宜しく!