今晩は!

 明日の重賞は、クイーンCGIII。東京芝1600mで行われる牝馬クラシック路線の重要なステップレース。東京競馬場の芝1600mで行われるため、1600mの桜花賞と、東京競馬場で実施されるNHKマイルCとオークスを目標とする素質馬達が参戦!これまで、99年のウメノファイバーと04年のダイワエルシエーロはオークスを、06年のコイウタと11年のホエールキャプチャは翌年のヴィクトリアマイルを、08年のリトルアマポーラは、秋のエリザベス女王杯を、12年のヴィルシーナは翌年と翌々年のヴィクトリアマイルを連覇、16年のメジャーエンブレムはNHKマイルCを制して3歳マイル王に、19年のクロノジェネシスは秋華賞、そして、翌年の春秋グランプリと翌々年の上半期グランプリを3連覇、21年のアカイトリノムスメは秋華賞制覇と数々のGIウィナーを輩出した。勝ち馬の他に、15年2着馬ミッキークイーンはオークスと秋華賞の2冠、17年2着馬アエロリットはNHKマイルCを、同年4着馬レーヌミノルは桜花賞を、一昨年の2着馬スターズオンアースは桜花賞とオークスの2冠と敗れた馬からも3歳GIウィナーを輩出している。クラシックや古馬GIを勝てずに引退する馬もいるが、02年のシャイニンルビーは桜花賞を3着、09年のディアジーナはオークスを5着、10年のアプリコットフィズは秋の秋華賞を3着、17年のアドマイヤミヤビはオークスを3着、20年のミヤマザクラは桜花賞を5着、22年のプレサージュリフトはオークスを5着とクラシックで上位に結果を残している。昨年は、未勝利戦を制したハーパーが制すと、桜花賞を4着、オークス2着、秋華賞3着、そして、エリザベス女王杯を3着とGIで上位に好走を果たしている。今年は、阪神JC4着馬サフィラ、同レース9着馬コスモディナー、新馬戦を制したアルセナール、サクセスカラー、ルージュサリナスに、未勝利戦と1勝クラスを5馬身差を突ける圧勝で連勝したルージュスエルテ、未勝利戦を制したクイーンズウォーク、モリノレッドスターと未来のプリンセスが集った。ここを勝って、牝馬クラシック路線に駒を進めるのは、GI4着馬か、OP勝ち馬か、新馬戦or未勝利戦を勝ち上がってきた馬か、2連勝中の勢いか、それとも、伏兵か。では、クイーンCの予想と買い目を発表しよう!

 

 クイーンCGIII

◎ 13クイーンズウォーク ... 1800m戦の未勝利戦を制して初めてのマイル戦になるが、未勝利戦組は、【1・1・1・20】で、昨年ハーパーが勝利、そのハーパーを含め馬券圏内に好走した3頭はいずれも新馬戦2着だった。そして、そのハーパーに騎乗したのが川田将雅騎手だった。川田将雅騎手とはコンビ継続で②①着と連対圏に届いている。初の長距離輸送だが、ここでも力を発揮し、重賞初挑戦で勝利を飾る!

〇 3アルセナール ... 新馬戦組は、【1・2・1・17】で、好走した4頭は前走2番人気以内。東京芝1600mの新馬戦を制しての直行で、これは2年前の勝ち馬プレサージュリフトと同じローテで、同じ木村哲也調教師の管理馬。3枠は、【5・0・1・12】と最多の5勝をマークしている。ここでも上位に好走する!ただ、鞍上のルメール騎手は、20年以降①①⑧①人気で⑩③⑦⑥着と人気を下回る結果が続いているので、2番手に評価を下げた。

▲ 4サフィラ ... 前走阪神JFでは、位置取りが少し悪く、外を回るロスがあり、4着と伸び切れずに終わった。東京マイルは、2走前アルテミスSで2着の好走実績がある。全兄に19年朝日杯FS馬サリオス、異父姉に20年エリザベス女王杯&有馬記念を2着のサラキアを持つ良血馬がここで重賞ゲットに期待していい。ただ、阪神JF組で、特に、前走0秒5差以内に負けた馬が、【3・3・0・2】と8頭中6頭が連対しているのに対して、前走0秒6差以上負けた馬は、【0・0・4・10】と連対圏に届いておらず、ここ2年連続3着止まりなので、3番手に評価を下げた。

注 8ルージュスエルテ ... 距離延長組は、【0・1・0・21】で、好走したのは20年マジックキャッスル(2着)のみと懸念材料だが、未勝利戦と1勝クラスを逃げて5馬身の差を突ける圧勝。2勝はいずれも1400mだったが、デビュー初戦は1800mで位置取りが悪く負けてしまったが、3走全て上り最速をマークしている。ここでも侮れない。

△ 1サクセスカラー ... 新馬戦を3番人気以下で制した馬は、1頭も好走していないのが懸念材料。だが、1枠は、【1・3・2・12】と3分の1が好走しているので、3着には来るかもしれない。

△ 7コスモディナー ... サフィラと同じ理由で、前走阪神JFを0秒6差以上負けた馬は、【0・0・4・10】と連対圏に届いてない。そして、初めての左回りの2点が懸念材料。だが、前走は3ヶ月半の休み明け、初の長距離輸送と懸念材料が重なっていたが、北海道競馬から関東までの競馬場になれば、①②①着と連対率100%をマークしているので、3着には来るかもしれない。

△ 12テリオスサラ ... フェアリーS組は、【1・2・2・16】で、好走した5頭中3頭が前走0秒1差以内だったのに対して、0秒2差以上は、2頭のみと不振傾向。だが、前走はスタートで出遅れたのが敗因で、出遅れなければ3着には来るだろう。

 

 馬券の買い目

 複勝  13

 ワイド 13 - 3, 4, 8

 

 この予想と買い目は、あくまで個人の見解であり、何も保証するものではない。

 競馬の勝ち馬投票は、自己責任で宜しく!