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 今日の重賞は、AJCC&東海Sの東西WGII重賞。

 今日は、冬の中山開催最終日。その最終日を占めるメインは、AJCCGII。有馬記念の約1ヶ月後に、同じ中山で行われ、大阪杯や春の天皇賞、宝塚記念へと繋がる古馬中~長距離路線のG2競走。有馬記念から出走しやすいレース間隔ということもあり、年によっては実力馬が参戦。これまで、95年サクラチトセオーは、秋の天皇賞、97年のダービー&菊花賞3着馬メジロブライトは、春の天皇賞、07年はマツリダゴッホが、暮れの有馬記念、11年には、有馬記念5着からの出走となったトーセンジョーダンは、秋の天皇賞、12年には、有馬記念4着からの参戦となったルーラーシップが、香港クイーンエリザベス2世Cと後のGI馬を輩出しており、1987年ミホシンザン、99年スペシャルウィーク、近年にはは2020年にブラストワンピースといったG1馬が復活勝利を飾り、20菊花賞2着馬アリストテレスが重賞初制覇するなど実績馬達が制す舞台でもある。昨年は、ノースブリッジが最内から抜け出し、22・エプソムC以来、重賞2勝目を飾った。今年は、23・皐月賞5着馬ショウナンバシット、同年の秋華賞5着馬モリアーナ、21・ホープフルS3着馬ラーグルフ、重賞2着4回のマイネルウィルトス、重賞3勝のボッケリーニ、14戦全て掲示板内と堅実な走りを見せるチャックネイト、OP初戦のアドマイヤハレーとクロミナンスなど、中~長距離に実績がある実力馬が集結!古馬中~長距離GIに向けて好発進を切るのは、昨年のクラシック5着馬か、中山GI3着馬か、悲願の重賞初制覇か、復権か、それとも悲願か。では、AJCCの予想と買い目を発表しよう!

 

 AJCCGII

◎ 12ボッケリーニ ... GII以下では、25戦で6着以内に好走。2200m以上のレースは、2年前のこのレースが初出走で、3着に好走。GIIは③②①②②②着と6戦連続馬券圏内に絡んでいる。道悪コースは、【1・2・0・1】と4戦全てにおいて4着以内に好走。重賞に絞ると、【0・2・0・0】で、昨年の日経賞・京都大賞典を2着と相性抜群。ここで3つ目の重賞タイトルを取って、8歳馬によるAJCC初制覇を飾る!

〇 11チャックネイト ... キャリア14戦全てで掲示板内を確保している。アルゼンチン共和国杯で後の香港ヴァーズ2着馬ゼッフィーロに0秒2差の3着で、2着馬マイネルウィルトスとは同タイムでクビ差と重賞初挑戦で力を示した。長距離戦は、【4・1・5・2】とこちらも5着以内に好走している。重馬場コースは、2走前の3勝クラス・六社Sを快勝しているので大丈夫だ!2度目の重賞挑戦で初タイトルを外国人女性騎手キングとのコンビで手にする。ただ、右回りは夏の札幌以来、1年5ヶ月ぶりの出走で、【1・1・3・1】で、左回りの方が右回りより適性があると思うので、2番手に評価を下げた。

▲ 9カラテ ... 宝塚記念をブービーの16着に沈んだが、距離が敗因。それ以来7ヶ月ぶりの休養明け。前走GI組で2桁着順からの巻き返しが3勝を挙げている。昨年このレースを制したノースブリッジも、天皇賞・秋⑪着からの一変だった。更に、春GI以来の出走といえば、17年天皇賞・春④着から8ヶ月半の休養明けとなったタンタアレグリアが重賞初制覇、19年17年有馬記念⑥着から1年1ヶ月の長期休養明けでの参戦となったシャケトラが復活!春・1年前のGIから勝ち上がった馬が2頭いる。道悪は、3走前の新潟大賞典をトップハンデの59kgで3つ目の重賞タイトルを手にしている。宝塚記念から7ヶ月の休養明けなので、ここで4つ目の重賞タイトルを取れてもおかしくない。ただ、2200m以上の長距離戦は、3回走って、馬券圏外で、距離は2000mまでかなと思うので、3番手。

注 1マイネルウィルトス ... 長距離戦は、【0・3・1・2】と未勝利だが、これまでの6戦で6着以内全てで衰えを見せていない。前走初の3000m超えで3着と大健闘。道悪コースは、3年前の福島民報杯で後続に大差をつける圧勝劇を演じ、2年前の函館記念を2着と好走経験があるので、ここでも好走に期待していい!

△ 2クロミナンス ... 3勝クラス組は、【1・0・1・13】で、好走した2頭はいずれも4歳馬で、3歳時に皐月賞を出走していたのに対して、皐月賞不出走の3勝クラス組からは1頭も好走していないのが懸念材料。だが、ルメール騎手とは、3戦3勝と負けなしなので、3着には来るかもしれない。

△ 3モリアーナ ... 牝馬は、【0・0・1・6】で、昨年のユーバーレーベンが久々に馬券圏内に絡んだが、1頭だけしか好走していない。だが、周回コースは、①①⑤着と相性抜群で、中山コースは、紫苑Sで重賞初制覇を飾った舞台なので、昨年に続き、2年連続3着に好走するかもしれない。

 

 馬券の買い目

 複勝  12

 ワイド 12 - 1, 9, 11

 

 次は、東海SGII。中央競馬で行われるダート重賞で唯一のGII重賞。ウインターSが前身で、レース名や開催条件は何度か変更され、主に5月に中京競馬場のダート2300mで行われて、13年から1月に移行され、中京競馬場のダート1800mとして、翌月に行われるフェブラリーSの前哨戦として開催されている。1月開催になってから、今年で12年目。これまで、13年グレーププランデー、15年コパノリッキー、そして、19年インティの3頭が続くフェブラリーSを見事に連勝でGI制覇を飾り、16年アスカノロマンも、続くフェブラリーSで3着に好走と目が離せない1戦。昨年、3勝クラスを3連勝中とOP昇級初戦のプロミストウォリアが重賞初挑戦で4連勝を飾った。今年は、4年ぶりに京都ダート1800mとして開催され、キャリア8戦で複勝率100%のブライアンセンス、前走初ダート出走で2年7ヶ月ぶりに復活を果たしたヴィクティファルス、23・ジャパンダートダービー2着馬キリンジ、北海道ダートOPを2連勝し、ベテルギウスSを制したペプチドナイル、キャリア4戦3勝のオメガギネス、5戦連続上り最速をマークしているオーロイプラータ、みやこS3着馬ウィリアムバローズなど、実績馬が参戦!ここを勝って、フェブラリーSに駒を進めるのは、復活か、悲願の重賞初制覇か、実績馬か、それとも波乱か。東海Sの予想と買い目を発表しよう!

 

 東海SGII

◎ 14ウィリアムバローズ ... ダート1800m戦は、【4・5・1・1】で、唯一馬券圏外に終わったのが、2年前のみやこS(14着)。みやこSを先行して3着と前に残った。道悪コースは、2回走って②②着と連対を確保している。ここで重賞初制覇を飾る!

〇 10オメガギネス ... キャリア4戦全てに戸崎圭太騎手とのコンビで3勝2着1回と連対率100%を誇る。ダート1800m戦も、デビュー戦からレパードSまでの3戦に出走し、①①②着とこちらも連対率100%。道悪コースは、前走OPで勝利を挙げているので、問題ない。ただ、初めての長距離輸送というのが懸念材料なので、2番手に評価を下げた。

▲ 6ペプチドナイル ... ベテルギウスSを制しての出走。ダート1800m戦は、【3・0・0・1】で、唯一の黒星は3走前のみやこSで、逃げての4着。ベテルギウスS勝ち馬が東海Sを制したと言えば、3年前のオーヴェルニュもベテルギウスS→東海Sを連勝して重賞初制覇を飾った。鞍上の藤岡佑介騎手とは、2戦2勝と負けなし。3度目の重賞挑戦で初タイトルを掴む!ただ、ダート1800m戦で走った状態は、全て良馬場。道悪が今回初出走。そして、道悪ダート【0・1・1・1】で、エルムSを13着とブービーに沈ん打経験がある。この2点を考慮して、3番手に評価を下げた。

注 13ブライアンセンス ... 初の道悪が懸念材料だが、キャリア8戦全て複勝率100%。そして、京都ダート1800mは2戦2勝と2連勝中。そして、1800mも【3・0・1・0】と4戦全てで馬券圏内に絡んでいる。23・ユニコーンS3着馬がここで重賞初制覇を飾ってもおかしくない!

△ 1ミッキーヌチバナ ... 1枠は、12年を最後に1頭も馬券に絡んでいないのが懸念材料。だが、ダート1800m戦は、【4・2・5・3】と14戦中13戦で5着以内と掲示板を確保しており、道悪コースは1回走って、勝利を飾っているので、3着には来るかもしれない。

△ 16オーロイプラータ ... 道悪コースは、5着と好走経験がないのは懸念材料。だが、JRAダートレースで5戦連続上り3F最速を記録しているので、3着には来るかもしれない。

 

 馬券の買い目

 複勝  14

 ワイド 14 - 6, 10, 13

 

 この予想と買い目は、あくまで個人の見解であり、何も保証するものではない。

 競馬の勝ち馬投票は、自己責任で宜しく!