今晩は!

 明日は、3日間開催の2日目を迎える。2日目のメインは、フェアリーSGIII。かつて07年前までは2歳牝馬による12月の重賞レースとして芝1200mで開催されてきたが、09年から1月上旬に移行され、3歳牝馬による距離1600mの重賞となったフェアリーステークス。距離が桜花賞と同じため、桜花賞を目標とする関東の有力馬が出走する傾向にある。クラシック勝ち馬を1頭も輩出していないという珍しい3歳重賞レース。09年のジェルミナルは、桜花賞とオークスの春2冠連続3着に好走、18年のプリモシーンは、NHKマイルCを5着、翌年のヴィクトリアマイルを2着と好走、20年のスマイルカナは、桜花賞を3着、21年のファインルージュは、続く桜花賞を3着、一昨年のライラックは、エリザベス女王杯を12番人気の低評価を覆し2着と激走と勝ち馬は同年の牝馬クラシックor同年の秋以降の古馬牝馬GIで好走している。2着馬に関して、17年の2着馬アエロリットは、NHKマイルCで3歳マイル王に、一昨年の2着馬スターズオンアースは、春2冠馬となった。昨年は、メンバー唯一の2勝馬で、重賞ウィナーのキタウイングが11番人気の大激走で、重賞2勝目を飾り、2着に7番人気のメイクアスナッチ、6番人気のスピードオブライトと人気馬総崩れとなり、3連単51万超の大波乱となった。今年は、2勝馬が同舞台の1600m1勝クラスを制したキャットファイトと1400m戦2勝馬キャプテンネキ、1200mの1勝クラスを制したマスクオールウィンの3頭のみで、残りは1勝馬と混戦模様!だが、アルテミスS3着馬スティールブルー、新馬戦を制したジークルーネ、赤松賞2着馬テリオスサラなど実績馬が揃った。今年は3歳牝馬による1600m戦となって初めてフルゲート以下の14頭立て。上位人気馬の不振さが目立つ3歳牝馬重賞を制すのは、2勝馬か、重賞3着馬か、同4着馬か、新馬戦or未勝利戦を勝ち上がった馬か、それとも伏兵か。では、フェアリーSの予想と買い目を発表しよう!

 

 フェアリーSGIII

◎ 11テリオスサラ ... 赤松賞では、GI2着馬ステレンボッシュに3/4馬身差の2着と接戦。1勝クラス組は、【3・8・1・46】だが、その中で、赤松賞組が、【2・2・1・9】で、前走が4着以上だと、【1・2・1・4】と好走確率がアップ。更に、鞍上の石橋脩騎手は、これまで⑥①⑦⑭①⑥②②着で、14年前コスモネモシンで石橋脩騎手が嬉しい重賞初制覇を飾った舞台。GI2着馬と接戦を演じたテリオスサラが重賞初制覇でステレンボッシュとの再戦の準備を整えてほしい。

〇 12ジークルーネ ... 新馬戦組は、【1・0・5・20】と18年プリモシーンが唯一の連対馬だが、当日の馬体重が450kg以上。前走が452㎏で、当日の馬体重は気になるが、ここでも力を見せてくれる。ただ、キングスコート騎手とのコンビで、ルメール・デムーロ以外の短期来日の外国人騎手は、14年ニシノアカツキの2着が最後に、1頭も好走していないので2番手に評価。

▲ 6スティールブルー ... 1600mは①③着と3着以内に好走。鞍上のルメール騎手とは今回が初コンビ。3年前ファインルージュと同様に、テン乗りで重賞初制覇を飾れるかもしれない。ただ、重賞5着以内馬からは、1頭も好走していない。更に、1番人気は、10年前のオメガハートロックが最後の勝利で、ここ9年で2着2回のみと不振なので、3番手に評価を下げた。

注 9キャットファイト ... 阪神JF組は、昨年キタウイングが12年トーセンベニザクラ以来、11年ぶりに勝利を飾ったが、好走したのは同馬のみ。更に、6枠は、、ここ10年で1頭も好走馬ゼロと不安要素はあるが、メンバー構成から抜けているかもしれない。この馬は2走前、フェアリーSと同じ舞台の1勝クラスを5馬身の差をつける圧勝で04年朝日杯FSをマイネルレコルトが制した1.33.4を0秒3更新する2歳レコードタイムで連勝を飾った。ここで重賞初制覇を飾ってもおかしくはない。

△ 1ラヴスコール ... 前走の馬体重が420kgで当日の馬体重が心配だ。このレースでは、420㎏以下の軽量馬は、【0・0・3・8】と連対がなく3着3回止まり。だが、当日の馬体重が420kg以上になれば、3着には来るだろう。

△ 2エリカリーシャン ... 逃げ馬は、20年スマイルカナが1勝クラスに続いて連勝を飾って以降、ここ3年は凡走続き。だが、アルテミスSを含む重賞組は、勝ち馬から1秒以上離されて負けた馬が3頭勝っているので、3着には来るかもしれない。

△ 3マスクオールウィン ... 前走1200m組は、【0・1・0・14】で、19年ホウオウカトリーヌが2着に来たのみと苦戦傾向。だが、キャリア5戦全てで4着以内に好走しているので、3着には来るかもしれない。

△ 13イフェイオン ... 関西馬は、18年スカーレットカラーの2着を最後に、1頭も好走していないのが懸念材料。更に、未勝利戦組で前走2番人気以下+芝1400m以上勝利は、14年リラヴァティを最後に、1頭も好走していない。だが、8枠13番で、大外ではない8枠が、【1・3・0・6】と4頭が連対しているので、3着には来るかもしれない。

 

 馬券の買い目

 複勝   11

 ワイド  11 - 6, 9, 12

 

 この予想と買い目はあくまで個人の見解であり、何も保証するものではない。

 競馬の勝ち馬投票は、自己責任で宜しく!