おはよう!

 PART I に続き、PARI IIでは香港国際競走GI4レースの予想と買い目を発表しよう!香港ヴァーズに出走予定だったシャフリヤールは、馬体検査の際に、不整脈の疑いがあり、出走取り消しになったのは残念だが、天皇賞・秋3着馬プログノーシス・22年マイルCS覇者セリフォス、23年マイルCS1・2着馬ナミュール・ソウルラッシュ、23年スプリンターズS2着馬マッドクールを含む13頭の日本馬が参戦!

 まず、香港ヴァーズ。港における芝2400メートル路線の最高峰レースを日本馬が出走機会3年連続優勝中!前日UAEウエストウインドブローズが出走取消となり、8頭立て。日本馬からゼッフィーロ・ジェラルディーナ・レーベンスティールの3頭が参戦。日本馬の4連覇阻止に、仏馬ジュンコ・愛馬ウォームハートの2頭に、香港馬3頭が立ちはだかる。日本馬の4連覇か、3年ぶりにアイルランド馬か、9年ぶりの仏馬か、それとも5年ぶりに地元香港馬か、では、その予想と買い目を発表しよう!

 

 香港ヴァーズGI

◎ 4日ゼッフィーロ

〇 8日レーベンスティール

▲ 1仏ジュンコ

注 9愛ウォームハート

 

 注目ポイント

 キャリア12戦全てで4着以内、右回り【2・2・1・0】と複勝率100%のゼッフィーロに、昨年ウインマリリンをGI初制覇に導いたレーン騎手とのコンビ、デビュー6戦全てで上り最速をマークしているレーベンスティールの2頭の日本馬に注目!外国馬から、【2・2・0・0】と連対率100%のムーア騎手×オブライエン調教師のウォームハート、オーギュストロダンの主戦、ギュイヨン騎手とのコンビで、【5・2・3・2】で好成績を残し、長距離戦も、【3・0・2・0】と複勝率100%のフランス馬ジュンコの2頭に要注意!

 

 馬券の買い目

 単勝  4

 複勝  4

 ワイド 4 - 1, 8, 9

 

 次は、香港スプリントGI。香港の短距離王者決定戦。前年比200万香港ドル増となったその総賞金2600万香港ドル(約4億4200万円、1香港ドル=約17円で換算)は、香港に3つある芝1200メートルのG1の中では最高額を誇る。香港国際競走4レース(ほかに香港カップ、香港マイル、香港ヴァーズ)の中では最も新しいレースで、1999年に創設。その後、2002年にG1に認定、2006年には直線芝1000メートルから現在の右回り芝1200メートルとなり、これまで2003年と2004年のレースを連覇したサイレントウィットネス、2007年と2009年の優勝馬セイクリッドキングダム、2014年と2016年の勝ち馬エアロヴェロシティなど香港調教馬が過去24回のレースで18回も優勝している。今年は、10頭立てと少ないが、昨年の覇者ウェリントン、昨年6着からの雪辱を誓う香港スプリント界の現王者、ラッキースワイネス、11戦中10戦で掲示板を確保しているビクターザウィナーを含む地元香港馬が6頭、日本馬からは、前走スプリンターズS2着馬マッドクール・今年のサマースプリントチャンピオン、ジャスパークローネの2頭が参戦!アイルランドから、イソップフェイブルズ、イギリスから、ハイフィールドプリンセスが参戦!地元香港馬が意地を見せるのか、3年ぶりに日本馬か、それともイギリス馬とアイルランド馬の初制覇か。では、香港スプリントの予想と買い目を発表しよう!

 

 香港スプリントGI

◎ 1香ラッキースワイネス

〇 2香ウェリントン

▲ 5香ビクターザウィナー

注 3日マッドクール

△ 6愛イソップスペイブルズ

 

 注目ポイント

 昨年は直線で不利を受けたラッキースワイネスがリベンジを果たす!昨年の覇者地元香港馬ウェリントンも史上4頭目の香港スプリント連覇達成も侮れない。同じくビクターザウィナーも、11戦中10戦で5着以内に好走しており、こちらも侮れない。マッドクールもスプリント戦で【4・1・1・1】と重賞でも実績を残している。イソップスフェイブルズも、スプリント戦は未勝利ながらも、②②③着と上位に好走している

 

 馬券の買い目

 単勝  1

 複勝  1

 ワイド 1 - 2, 3, 5, 6

 

 3つ目は、香港マイルGI。香港のマイル王者を決めるレース。前年比200万香港ドル増となったその総賞金3200万香港ドル(約5億4400万円、1香港ドル=約17円で換算)は香港カップの3600万香港ドルに次いで香港第2位。香港に3つある芝1600メートルのG1の中では最高額となっている。1991年に創設され、1999年に1400メートルから1600メートルに距離が延長され、翌2000年にG1に昇格。これまで、2007年から2009年まで3連覇を果たしたグッドババ、2017年、2018年連覇のビューティージェネレーション、2020年、2021年連覇のゴールデンシックスティなど数々の名マイラーが優勝。地元香港調教馬がG1昇格以降の23回で17勝を挙げるなど強さを見せている一方で、日本調教馬も2001年のエイシンプレストン、2005年のハットトリック、2015年のモーリス、そして2019年のアドマイヤマーズとこれまで4頭が優勝と存在感を示している。今年は、14頭立てで、昨年の覇者カリフォルニアスパングル、20&21年の覇者・22年2着馬ゴールデンシックスティ、キャリア12戦全て3着以内のビューティーエターナルら6頭の香港マイラーが参戦!対して、日本馬からは、昨年のマイルCS覇者・今年の安田記念2着のセリフォス、マイルCS1・2着馬、ナミュール&ソウルラッシュ、昨年の香港C2着馬ダノンザキッド、ヴィルシーナの子供ディヴィーナの5頭が参戦。香港馬の意地か、4年ぶりの日本馬か、それとも、初のフランス馬か、来年10月に廃止するシンガポール馬が有終の美か。では、予想と買い目を発表しよう。

 

 香港マイルGI

◎ 1香ゴールデンシックスティ

〇 2香カリフォルニアスパングル

▲ 13日ナミュール

注 7香ビューティーエターナル

△ 3日ダノンザキッド

△ 4日セリフォス

△ 5日ソウルラッシュ

△ 9星リムズコジオスコ

 

 注目ポイント

 香港マイルを含め、来年4月のチャンピオンズマイルまでの残り3戦で引退を表明したゴールデンシックスティに注目、最強マイラーの実力をここで発揮する!昨年、ゴールデンシックスティの3連覇を阻止したカリフォルニアスパングルもここでは実力を発揮できる。ナミュールもここ2戦連続勝利を飾っており、ハットトリック&モーリスに続き、史上3頭目のマイルCS馬による香港マイル制覇にも注目!更に、キャリア12戦全て3着以内のビューティーエターナル、来年10月に廃止するシンガポール競馬から唯一の出走馬リムズコジオスコも【4・1・0・1】とマイルで安定した成績を出しているので侮れない。22年香港C2着馬ダノンザキッド・22年マイルCS馬セリフォス・23年マイルCS2着馬ソウルラッシュもどこまで食らいつけるかがカギだ。

 

 馬券の買い目

 単勝  1

 複勝  1

 ワイド 1 - 2, 7, 9, 13

 

 香港国際競走の最後を飾るのは、香港CGI。香港の中距離王者を決める香港カップ(G1・芝2000メートル)は、4つのG1レースで構成される香港国際競走のメイン競走。1988年1月に創設、1993年4月(馬インフルエンザが流行したため前年の12月から開催時期がずれ込んだ)には香港初のグループレース(G3)として開催、1999年には当初の1800メートルから2000メートルに変更されるとともにG1に昇格。G1昇格からしばらくは2000年のファンタスティックライト、2006年のプライド、2010年のスノーフェアリーなどヨーロッパ勢の強さが目立ったが、近年は香港調教馬や日本調教馬の活躍が目立つようになった。地元香港馬からは、昨年の覇者&今年のクイーンエリザベス2世を制したロマンチックウォリアーを筆頭に6頭が出走。日本馬からは、プログノーシス、ローシャムパーク、ヒシイグアスの3頭が参戦。ヨーロッパからは、アイルランド馬ルクセンブルク、フランス馬オリゾンドレの2頭が参戦。香港馬が2年連続力を見せつけるのか、2年ぶりに日本馬か、13年ぶりにヨーロッパ馬か。では、香港Cの予想と買い目を発表しよう。

 

 香港CGI

◎ 2香ロマンチックウォリアー

〇 1愛ルクセンブルク

▲ 3日プログノーシス

注 4日ローシャムパーク

△ 11仏オリゾンドレ

 

 注目ポイント

 地元香港馬で最強のロマンチックウォリアーが実力NO.1。史上2頭目の連覇達成。愛馬ルクセンブルクも、【4・1・1・1】と相性抜群のムーア騎手×オブライエン調教師コンビにも注目!【6・0・1・0】と複勝率100%の川田将雅騎手鞍上のプログノーシス、デビューから10戦全てで5着以内に好走し、3勝クラス→GIII→GIIと3連勝中の勢いに乗っているローシャムパークも侮れない。

 

 馬券の買い目

 単勝  2

 複勝  2

 ワイド 2 - 1, 3, 4, 11

 

 この予想と買い目はあくまで個人の見解であり、何も保証するものではない。

 競馬の勝ち馬投票は、自己責任でよろしく!