あれだけニュースになって、
社長も責任を取って自殺したあの旅館が、
5月限定で温泉だけ利用できるキャンペーンやってたので、行ってみました。
あんまり行きたくない人が多いというのが正直な所だと思うんですけど、
私は全く気にしないどころか、ああいう事件が起こったからこそ逆に今このタイミングが一番清潔なんじゃないか?と思って、行くことにしました。
社長の自殺についてもなんとも思ってません。
自殺までする必要なかったし、正直に真正面から改善していけば、ある意味チャンスもあったのになぁと、勿体ない、残念だなという思いだけ。他人の決断は尊重するしかないし、それが自分に影響を及ぼすことはないし。もし自殺した社長の霊に会ったら、なんで死んだ!?死ぬ必要なかったのに!逃げても逃げても、死んでも、その弱い自分の心からは逃げれないよ!って強い口調で叱ってやりたいと思いますw
で、車で実際に行ってみたら、到着した瞬間に着物姿の女性スタッフが出迎えをしてくれ、宿泊じゃないのに申し訳ないなと思いながら、さすが旅館っぽい対応だなと感じました。
でも駐車場には車が少なくて、2~30台駐車できるんだろうけど、自分の車も含め3台くらいしか止まってない。以前はたくさんの宿泊客で賑わっていた地元でも有名な旅館だったので、多分ああいう事件があったから信用がなくなってるんだろうなって感じましたね~。老舗旅館の信用喪失の実体が目の前に現実として現れてる現状を目の当たりにしました。
中に入ると、旅館自体はすごく歴史を感じさせるような格式高い古き良き雰囲気の佇まいで、気持ちを凛と保っていないといけないような、普段着でフラッと立ち寄れる感じではない雰囲気。その雰囲気に負けて受け身になってしまっては純粋に楽しめないので、あくまで意識を自分軸に置いて楽しむことにしました。
そうやってこの旅館を見定めてたら、なんかね、すごく違和感があるんですよ。
目当ては大浴場で、受付で道順も教えてもらったはずなのに、なかなかたどり着けない。不思議な世界に迷い込んだような、とにかく建物の構造が複雑!客の動線なんて考えられてないんじゃないか?と思えるほど、この道があっちに繋がりこっちに繋がりって感じの、なんか迷路みたいな構造。・・・迷う!
ごちゃごちゃしていて、頭がフラフラするから、
こういった構造はあまり気持ちよくないですね。
なんでこんな複雑なんだろう?って思いながら、なんとか目当ての大浴場にたどり着いたら、
辿り着いた大浴場の入り口では、受付の着物姿のおばちゃんと、その前の椅子に腰かけてる旅行外国人が話していて、
「ここにたどり着くのに苦労しました」みたいな会話をしてて、お!この外国人も同じこと思ってたのか!となんか共感しながら、それを横目にいざ温泉へw
温泉に入る所には、毎週検査してます!みたいな安心アピールと、第3機関に検査してもらった検査結果がどーーーんとおいてあり、信頼回復に努めようとしてるんだなぁと。自分は気にしないよ!と言いながらも、ちゃんと検査してるのか?最大限目を大きくして、めちゃ見ました。心の奥では自分も怪しい・・・と思ってたのかも。
で、大浴場に一歩足を踏み入れると、その雰囲気は古いながらも長年受け継がれてきたその歴史の流れを感じるような不思議な雰囲気です。素晴らしいです↓
いつも温泉に浸かる前に体を洗うけど、
ここの石鹸が自家製とのことなので、ボディソープとかも備えてある中、あえて石鹸を使ってみました。
匂いも華やかで使い心地も最高で、いい感じです。この石鹸気に入りました!
身体を洗い終えて温泉に浸かることに。
温度はちょうどいい。
泉質も普通の温泉って感じで特に匂いもなく。。。
レジオネラ菌が大量発生してた時期のレビューには「このぬるぬるが最高です!」「この温泉は飲める温泉です!ぬめり最高!」みたいな書き込みがあったけど(笑)、私が入った温泉には当時絶賛されていたそのぬめりが全くない!ぬめり0!!!
そのレビュアーが絶賛していたそのぬめりの正体こそ、最悪の大腸菌:レジオネラ菌だったんだなぁと、ある意味、人間の思い込みの都合の良さに感心しましたw
はじめから、これは素晴らしい!と思って見ると、すべての事象がその想いに整合するようにはまっていくんですよね。パズルのピースがはまっていくように、この世界を自分が見たいように見てるだけw
でも、実際に、菅原道真や大伴旅人もこの温泉に浸かっていたんだろうなぁと想像しながら入る温泉は、趣のあるもので良かったですよ。
人の入りはというと、
私以外に入ってる人は2人ほどいて、1人は普通の人だったんですけど、
もう1人は外国人で、温泉が熱いからか、温泉には一切入らないんですよ。でも温泉の縁の部分にずっと体育座りの状態で、うつ向き加減で、日本の文化や歴史にめっちゃ浸ってる表情の白人がいました。
まぁ、白人から見ると、めちゃ雰囲気が良くて、異世界に来たような、その雰囲気に浸りたい気持ちはわかります。
この人永遠にそこに座ってるんじゃないだろうか?と勘違いするくらい、おぉ、味わってるな~~~~って感じだったんで。
興味が湧いたので横に行って座ってみることにしました。
白人だから裸の文化に慣れてないんでしょうか、私が色んな角度に動くたびに、うまいこと大事な部分を見られないようにめちゃ隠そうとしてるのが分かりました。こっちから動くと、足の組み方が瞬時に変わり、自然に見えない角度にされている。隠されると逆に気になるのが人間の性というものだし、白人のは大きいイメージがあったので、実際どれだけ立派なんだろう?と気になったので、こっちもチラチラ見ながら、それを向こうも察知して、気が付いたら合気道みたいな感じの、無意識の領域での戦いが繰り広げられました。足の組み換えの達人だったようで、結局見れず・・・。
あくまで温泉が目的なので、諦めることにして話しかけてみました。
日本語が通じなかったので英語で「どこから来たんですか?」と話しかけてみると、
めちゃはじけるような笑顔に変わって「私はフィンランドから来ました!福岡ははじめてなんですけど、最高です!」て、日本で現地の日本人と話せるのが余程嬉しかったんですかね、満面の笑みでしたw
話を聞くと、日本に来たのは今回が2度目。1回目は東京と京都を回ったそうですが、今回は時間を取って彼女と日本全土を回ってるらしく、今は九州を回っていて福岡にいるらしい。実は意外と温泉文化にもなじみがあるらしくて、えっ、そうなの!?て聞いたら、フィンランドでも温泉は身近で、特にサウナが色んな所にあるからあまり抵抗がないんですよって話してました。そうだ、確かにフィンランドはサウナで有名ですね。
まぁ、そんな感じで色々話してたんですけど、話していて私が注目したのが、白人の顔の作りなんですよ!顔がめちゃ小さい!小さいというより、正確に言うと、横幅が異様に狭い。日本人と比べると骨格から違う。
やっぱ西洋人は顔の作りが違うよなぁって考えながら、日本人の骨格と西洋人の骨格を頭の中で比較してみました。その時頭に出てきたイメージがまさにこれです↓
完全にこの絵で納得しました。
まさにコレ。横の幅が短いから目も大きく見えるし、鼻もより高く見える。
その分前後に伸びてるんですよね。これが西洋人の美しさであって、今のアジア人が求める骨格的な美もこういう西洋的な骨格に近づくようなイメージがあるんじゃないだろうかと感じました。
あ、でもこれを聞いて、自分の頭を横に潰せば私も小顔になれる!って試したりしないでくださいね。
前後に伸びるならいいけど、上下に伸びる可能性がありますから、そうなったら顔上下にながっ!てなりますよ。
そうなると頭身が減って頭でっかちに見えるので注意が必要です。
なんか話が大幅にそれてる気がするので、戻ります。
その後無事温泉から上がり、中庭の日本庭園へ。
ここは本当に素晴らしくて美しくて、心が現れました。ここだけでも見る価値ありです。
その後、くつろぐスペースへ。
そこには、死んだ社長が自ら製作したような作品や、その他抽象的なアートがたくさん置いてあって、結構アートが好きなんだなぁ、こういう感性があるんだなぁと思いながら見てました。で、壁には写真も掲げられてあって、その中に現天皇陛下の写真がありました。天皇陛下が宿泊された時のものみたいです。
さすが老舗ですね。
そんな老舗なのに、人がいない・・・。マジでいない。
くつろげるスペースも椅子が6~70人分くらいあるのかなぁ。
でも、私一人だけでした。
ある意味自由を横臥できたので、一人で色んな椅子に座りながら楽しめましたw
以上、こんな感じの体験でした。
確かに建物自体は歴史もあってすごく格式高い雰囲気を感じれて、温泉も気持ちよかったし、人もいなくてゆっくりできてよかったんだけど、ただね、、、、、、、、、、なんか暗い。
エネルギーがそこの部分だけ停滞しているような感じで、空気が暗くて澱んでいて時が止まっている感じがしました。
エネルギーが高い場所ではないので、宿泊したいか?と聞かれると、うーんもういいかなぁって感じでした。
社長があんな決断をする人格になったのも、長年蓄積されたあの場所のなにか蠢いた負のエネルギーによる影響も少なからずあったのではないだろうかなんて思ったり。
気の流れが悪いから、あの暗いエネルギーに長時間触れてると、人の生命エネルギーまでも停滞させて、澱ませるような気がします。1日くらいの宿泊なら癒されていいのかもしれませんけど、長期間だとね。周りの環境や状況に飲まれやすい人は行って落ち込んだりする場合もあるかも。自分軸でその雰囲気すらも自分の支配下に置くことができない人はエネルギーを吸い取られるかもしれないので、その点は気を付けてください。