『生(き)の芸術』という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
近頃はだんだんメディアなどでも取り上げられているようですが
芸術、美術などを特に学んだりしていない、
一般的には、障がい者が生み出すアート作品などを指していることで、注目されているようです。
また、ウィキペディアなどを見ると、
アウトサイダー・アートとも呼ばれているようです。精神障がい者、知的障がい者、自閉症スペクトラム、社会不適応者などが、自己表現、常識にとらわれず、本能のおもむくままを表現したもの、病気や障がいがあるがゆえに生まれる発想、創造性、そんなことなのかもしれない。
人は生まれてから、周囲の環境に様々な影響を受けながら、価値観や常識や感性を身につけていく。
持って生まれた個性もあれば、備わってい環境によっても、個人の人格形成に大きく影響していると思われる。
人はもともと、承認欲求のある生き物で、障がいがあっても無くても、基本、誰かに認めてもらいたい、という本能が備わっていいるように思います。
そして、自分の内なるものを、形にあらわしたい。認めてもらいたい。そんな気がします。
好みや形は人それぞれですが、本能だからこそ、好きなことにはのめり込む。そのエネルギーは労をいとわない。
昔、子どもを育てているときに、感じたことですが、文字も読んだり書いたりもままならないくらいの年頃の子でも、好きなもの、好きなことを覚えるエネルギーって、スゴいと思います。その再現性も、なかなかなものです。常識やモラルに振り回されていない、幼い感性は、本能の赴くままだからこそ、吸収も早いし、表現も豊か。
アールブリュットは、そんなカテゴリーなんだと思います。
私たちの社会は、決まった範囲の中で決められた課題を与えられ習得する。例えば幼稚園や学校や会社など。
決まった過程を体験させられ、それを学ぶ。そして修得した結果に優劣をつけて、価値の基準が出来ていく。
組織の中で与えられた課題に取り組み、ついて行けない者は、排除されていく。
そんな構造が見え隠れしているように思えます。
本題がずれてしまいましたが、
私が始めようと思っている
『やさい工房べじこ』は、乾燥野菜を作る組織としてスタートしていますが、先々の展望として、障がい者、引きこもり、認知症の方などのもっている、自己表現をサポートしながら、就労にむすびつけたい、というのが目標です。
誰でも、興味のないこと、気がのらないことにはモチベーションはあがりません。
否定されたり、感心を持たれなければ、悲しい気持ちになります。
基本は畑で野菜を作り、その野菜を乾燥保存して、皆さんに食べていただければ、と思っていますが、それに加え、アールブリュット部門として、就労している人には、その人の自己表現を作品として、制作していってもらいたい、と思うのです。
上からも下からも、圧力をかけられない自由な感性を形に。そんな就労支援施設にしていきたいと思っています。
と、私の構想、妄想が膨らんでおりますが、
この形で、幸せな人が少しでも増えるといいな、と期待しています😜