私の強烈な注意?クレーム?説教?




さすがに効果がありました。




高河さんは、一生懸命管理日誌をチェックするようになりました。




もしこれが後輩だったり、あるいは同列の同僚だったら、成長を感じて

優しい目つきで見守ることでしょう。




でも、ヤツは上司で、私が突っ込んだのは管理業務です。






出来るんだったらキツく言われんでも最初っからやれよ。



と、思いました真顔






ちなみに他の業務はちゃんと出来ません無気力




管理業務どころか、いちスタッフとしての仕事が落ち度まみれです。



日々の様子を例えるならば、ウンチをチビって歩く猫の後ろを

ティッシュを持って追いかけて、見つけたウンチを拭いて歩くような感じです。



バッチい例えになりましたが、最近知り合い宅の猫ちゃんが体調不良で

歩きながらウンチをチビるようになって、人間は掃除に追われているので、

思いついてしまいました…



猫と同じく高河さんも「チビった」と自己申告してはくれないので、

我々スタッフは高河さんがやらかしていないか、どこかにウンチは落ちていないか、

目を光らせなければなりません凝視



上司の尻拭いと言うより、上司のお漏らし掃除です。

尻よりも拭う範囲が広いんですよ…




他部署との交渉もしてくれない、シフト管理もしてくれない、

会議での報告も上手く出来ない、書類も部下が添削しないと書けない、

時間外勤務も気づかないふりをする、雑用をしないくせに大きな仕事もしない、

なんなら病院中から嫌われているせいで、デイケア全体が敵認定されて

とばっちりを喰らう。


そんな上司は、お上として敬ういわれはございません。





毎日、ウンチ拭きに忙しい私は、優しくない言い方をすることも多いです。



でも、いいんです。

高河さんは元々がマウント野郎なんですよ。



少しでも自分のほうが得意とか詳しいとかだと、すぐにオラオラ系の態度になります。

見下して上から目線で物を言うので、他施設との連携も上手くないです。




そんな珍獣は優しく放し飼いに出来ません。



デイケアの利用者さんは病院に入院しているんじゃなくて、地域社会で

色々な支援を受けたりしながら生活しているので、スタッフは顔も知らないヨソの人と

連携する必要があります。

相手の気分を害すると、利用者に不利益が生じたりします。



それなのに見境なく、オラオラと相手に鼻息をかけてヒンシュクを買う珍獣は、

ある程度萎縮していて頂かないと、ウンチを回収しきれません。




最近もウチの優しい外角さんに仕事を押し付けておきながら、

外角さんが内容の確認をすると、上から目線で「まだ分かるわけないっしょ!」と

吠えたので

(外角さんから聞いたし、私も現場を目撃した)



「は?凝視 何言ってんだおめー」



と思った私は、ブチ切れることなく粛々と言葉で攻めまくり、

外角さんに押し付けた仕事を自分でやらせるようにしました。

(外角さんはまだ二十代で若く、性格も優しいのでキツいことは言えません。)





全く…可愛い猫が体調不良でこぼすウンチなら、汗水気にせず

せっせと拭きますけど、いい年こいた自己中なオッサンの後始末は

ウンザリします。




日々そういうことをしていると気持ちがトゲトゲして、

なんか苛立ちやすいし、体調も安定しません。




もう少しゆったり構えて、あちこちにウンチが落ちていても

気にせず笑顔でスルー出来るといいんですけど…照れ


こんな言葉遣いで、こんな内容書いてるうちは無理ですねピンクハート





せめて、今回のように日時を選んで計画的にブチ切れる必要が

もうしばらく無いといいな。