幸せ美文字のコンダクター 書家の林拓鶯(たくおう)です。
あなたの文字を5分で美文字にいたします
茄子という字の「子」が「す」なわけ
茄子は大好きは夏野菜です。
特に揚げ茄子は毎日食べてもいいくらい
そうめんやお蕎麦、もちろんご飯でもおつまみでも
煮ても焼いても炒めても揚げても
どれも満足で特に揚げ茄子という位置です。
昨日はお土産で頂いた福井のお蕎麦と一緒にいただきました
お蕎麦も美味しかった〜
さて、この「茄子」なんですが
一筋縄では参りません
そもそもインドのほうから来たという「茄子」
中国での命名に日本の読み方がついたということで
カボチャも南瓜と書くのは中国から来た書き方。
ついでといってはなんですが「南」の書き方
「なす」という日本での名前と中国での「茄子」という字が合体しました
単純にくっつけちゃったということなので
「茄子」は「かし」というふうに中国では呼ばれています。
ただし私たちが「かし」と言っても中国語としては多分通じません(笑)
中国語は音などちょっとむずかしいですからね
単純にくっつけちゃった使い方を「熟字訓」といいます。
「茄子」は「なす」と読みますが「茄」はな「な」じゃないし「子」は「す」じゃないのです。
どうして?
という質問は無駄です。
そういうものだから
単純にくっついちゃったので単純にそういうものと考えましょう
カボチャだってカンボジアからきたからカボチャと言った説がありまして
それと「南瓜」の文字が合体しただけです。
「南」は「カボ」じゃないのです
私の大好きな白川静先生の世界の辞書や関係の本です。
文字の成り立ちなどを知ることができて「楽しい」本です