JRタイプ特急気動車の元祖(*゚∀゚)ノ

1989年~1992年まで、80両製造。。

JR東海初の独自車は気動車特急であった。それだけ既存車の

老朽化が進んでいた証。ステンレス車体ながら側窓を大きく取り、

また前面展望を考慮した運転台などはこの後に新製された電車

特急にも受け継がれている。

こちらは貫通型先頭車。

気動車の特性を生かして閑散期は減車、繁忙期は増結とする

ために使い勝手の良いこのタイプが多く造られた。デザイン的

には少々難だが(笑。

方向幕。

フィルムタイプである。

こちらは車体表記

キハ84基本番台車。「ひだ」用の運転台無し。

キハ85系は「ひだ」用と「南紀」用は運用が別れている。

旧国鉄字体はJR東海のシンボルとも言えようか…

「海ナコ」海はJR東海、ナコは名古屋車両区所属。まあ車両の

住所表記であります。

デッキを見る。

左は車内販売準備室。要は倉庫みたいなものだけど、車内販売

が無い以上、単なるデッドスペース。右の凹みは電話室…
だがこちらもすでに公衆電話は置かれていない。

ドア周り。

どことなく古びた感じがするのは経た年月のせいだろうか。
低いホーム対応の、わずかに段差のステップがある。

トイレ。

こちらは改装されていないオリジナルタイプ。今ではバリア

フリータイプ洋式に改造されている。揺れる車端で用を足すには

なかなかに訓練が必要でありまする。しかしどことなく、

旧国鉄車の垂れ流しを思い出しませんか(笑

わずかに残ったサービス、自販機。

あまりヤル気は感じられない。東海道新幹線ではこれも廃止の

憂き目に…
そう、かつてはJR東海独自ブランド飲料「Lini」という製品群

があったもの。伝説の激マズ飲料「アマゾンの健康飲料タヒボ

ベビータ」を口にした人はそう多くはあるまい(笑

中はこんな感じ。

なんとなくバブルの面影、当時の新幹線100系ライクな
デザインが感じられ。。今となってはちと、古くさい感じだけど

十分なクオリティ。

天井を見やる。

シートピッチは1000mm。新幹線並ですね。

高速バスやLCCでは700mmとかあるらしいけど、拷問ですな

そりゃ…。シートの出来もよし、ちょっとショボイけど足置き

も装備。特急料金頂くのに十分でありましょう。
 

が、登場から早30年。ステンレス車体という事でそう傷みは

見受けられないがそろそろ何らかの動きがあるやもしれません。
と、新型のハイブリッド車に置き換えることが発表され試運転

も始まりました。

このー金満会社め~ヽ(`Д´)ノ。