こちらもフリーアクセス。
抄録を貼ります。
内視鏡手術の低侵襲化を目指す流れの中で, NOTES (Natural orifice transluminal endoscopic surgery : 経管腔的内視鏡手術) という体表面を切開することなく自然孔である膣や口, 肛門から内視鏡を挿入し管腔壁を経て体腔内に到達して診断・処置を行う手技が提唱された.
内視鏡機器開発により軟性鏡の可動性, 解像度, 強度も改良され, さらに小型化されていき低侵襲な手術が可能となっている. 消化器領域では経胃や経膣での腹腔内観察, 胆嚢摘出, 胃局所切除, 虫垂切除などが行われている.
NOTESは体壁を損傷しないため, 腹腔鏡手術を上回る低侵襲性や術後疼痛の軽減, 創ヘルニアがないことや整容性が期待される. 婦人科領域でもvNOTESでの付属器切除や子宮全摘についても報告され, 本邦でもGelPOINT® V-Path (Applied Medical, Rancho Santa Margarita, CA, USA) というvNOTES専用の器具が2020年1月から使用可能となっている.
近年はvNOTESを使用した骨盤臓器脱手術も行われている. 本稿では骨盤臓器脱に対する新たな選択肢であるvNOTES手術について解説する.
疲れたのでここまでにします。メンタル不調。。
あとで読んだら書きます。