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事務局 東京都中央区八重洲2丁目11-6 八重洲KNビル6F

一般社団法人。旧 一般社団法人日本泌尿器内視鏡学会

 

以下()内は名犬の付記です。

(ロボット支援手術を最も行っているのはこの泌尿器科領域。泌尿器科医のステイタスになるらしいです。)

 

泌尿器腹腔鏡技術認定制度(一覧がありますが2000名くらいいるかな?)

「泌尿器腹腔鏡技術認定制度」審査による認定者一覧 | 日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会 (jsee.jp)

規則に定められた要件を満たした上で技術認定の申請を行い、必要な審査手続きを経て技術を認定された医師です。ただし、この制度は手術をして良い、あるいは、してはならない等の規制をするものではありません。また、非学会員や認定申請をされていない医師にも同等の技術を持った方がおられる可能性があることをご承知ください。

(なら、何の意味があるんだろ)

 

泌尿器腹腔鏡手術ガイドライン 2020年版

guideline_2020.pdf (jsee.jp)

 

骨盤臓器脱については  p29 CQ9 「骨盤臓器脱に対して腹腔鏡下仙骨膣固定術は推奨できるか?」(ロボットではない)

「他の術式に比べて解剖学的成績が同等あるいは優れており、周術期合併症は同等以下で出血量が少なく入院期間が短いことから推奨できる。」 推奨度2(行うことを提案する;弱い推奨) エビデンスレベルB

 

以下抜粋と少し要約しました。詳細は本文をお読みください。

LSCの術式は手技に多様性があるので手術成績の比較は必ずしも容易でない。

2016年コクランレビューでは膀胱瘤に対する治療成績は、TVM(経膣メッシュ)は解剖学的な修復は良好だが合併症の発生リスクが高い。

子宮脱、膣断端脱に対してはTVMはメッシュ露出リスクがある。

ASC(腹式仙骨膣固定術)/LSC(腹腔鏡式仙骨膣固定術)は主観的客観的再発率、再発に対する再手術率、術後の尿失禁や性交痛の発生率はNTRやTVMよりも有意に低く有益な術式。(ASCとLSCは結果はほぼ同等らしい。)

 

ロボット支援手術術式ごとの条件一覧 2022.10.24改訂から抜粋 (RASC;ロボット支援LSC)

 

 

 

M医師は上記泌尿器腹腔鏡技術認定医は受けていない(O医師(女性)、S医師はちゃんと受けている)、

また、RASCの条件(一例目においてプロクターの招聘)を満たしたという証拠は示せなかった。(3回問い合わせ)

 

参考まで、2003年に起きた「腹腔鏡下前立腺全摘除術に関する東京慈恵会医科大学青戸病院事件」について。

慈恵医大青戸病院事件 - Wikipedia

腹腔鏡下前立腺全摘除術に関する事件について | 日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会 (jsee.jp)

指導医を招聘せず、腹腔鏡手術経験のない医師によって手術を行い、患者さんは亡くなっています