食育の解釈は人それぞれ
どこから、どこまでが食育・・なんて制限は無いと思います
でも、一番大事なのは 伝える側の考え方なのかな~っと私は思っております。
私自身としては、栄養成分表に照らし合わせて必要な栄養素を摂取するという考えに基づいた
食育の話は、あまりオススメしていません。(注:個人的に)
特に、幼少期の食育の中では、あまり必要無い事だと思っています。
≪*病気などの特別な事情は除きます*≫
私自身が子供たちと接して感じることは、幼少期の食育の中心は「家族の在り方」や「親子の接点」
「人との交わり」によって形成される「心の繋がり」であって欲しいという事です。
テーブルの上に置かれたお皿にキレイに盛った野菜サラダ・・・・・・「ちゃんと食べなさいね」
・・・って、子供は食べませんよね。
私は朝が早くて夜も早く終わる仕事なので、よく娘(5才)とお買い物に行きます。
その場合の夕飯のメニュー決定権は娘です
私は彼女が選択した野菜に「オリジナル話」をつけてしゃべります。すると娘は「え~!じゃあこれ食べた
らママみたいにキレイになるってコト!」などという反応です。注:私の妻が美人かどうかは別にして
彼女が選択した魚やお肉にもオリジナル話がついてきます。
力持ちの牛さんの話。旅に出たお魚さんの話。変身した豚さんの話。などなど・・・・・
娘の大好きな「ハートキャッチ・プリキュア」のお話に、私のオリジナル話を混ぜ込むのです
そんな買い物から帰ってきた日は、娘は勇んで台所に立ちます お料理しながらママに自慢したく
て自慢したくて、たまらないのです。まぁ、しゃべることしゃべること
そして、食事の時間は娘の更なる自慢の時間です 。「これ私が選んだの~」 「これは私が作ったの~」
「上手な皮の剥き方教えよっか~」 「うまみって知ってる~?」 「キュア・ベリーも食べてたんだって!」
・・・・ ハイハイ そんなこんなで お野菜完食
お肉完食
お魚完食
やはり、食材を見て・触れて・食べて・感じるという一連の流れの中で、食材自体に興味をもってもらい、
命の存在を少しでも感じてもらうことが、大切なのではないでしょうか。
そして、大切にしたい気持ちを伝えられるような親子関係、家族関係が重要になってくるのではないでしょ
うか。子供たちはいつも 「褒められたい」 「感謝されたい」 と純粋に思っています。
「ありがとう」 「すごいね」 って言ってあげた時の満面の笑顔。 ステキですよね
こんな時は、ちょっと苦手な事も、ちょっと苦手な食べ物も、頑張ってチャレンジしちゃうんです。
子供たちの持つ、無限の可能性の1つですよね。