妙子に会ってきた
いや、正しくは、話を聞いてもらった
ベンチコートで現れた妙子が開口一番
『すごい格好でしょ?ごめんね~こんなで』と言うので
『バスケ必ず付き添いなの?』と聞くと(長男のバスケの後だった)
『あたしねぇ、女子マネだに、あたしねぇ、南ちゃんだに!』
み…南ちゃん…四十路の…それに南ちゃんは野球ですね。
と思ったが突っ込まず苦笑ってスルー
妙子は話を聞きながら
『割って入りたいけどぐっと我慢するわ』と言いながら聞いてくれた
まとめると
外の世界がどんなにいいか、どんなに自由に見えるか、現実を見なさい
が、厳しい意見
もう1つは
あんたはどこに行っても可愛がられるだろう、それは必ずだけど、今のように自然体ではいられないよ
お客さんに気に入ってもらってるのも察しがつく。しんどいだろうが今は離れたらダメだと思う
私は人は観察して勝手に分析するけど、自分のことはわからない
妙子は、私がする私分析に対して
『おバカ!おバカ!』を連発していた
『ねえ、本当に悩んでるの?本当に悩んでる人がそんなにつやっつやしてるもんなわけ?もっとどんよりしてるかと思ったのになんかあか抜けてるしなんかキレイじゃん』
だとさ
『私悩んでるように見えない?そうかあ、じゃあ、妙子に背中押して欲しかっただけなのかな』と言うと
『うん、答えはなんか出てる気がするよ、もう少し続けてみなさい。それでも分からなくなったら、ここ連れて行ってあげるから』
と、占いの先生の(もんのすごいおじいちゃんらしい)名刺の写メを送ってくれた…
『あのさあ、私占いとか信じないし、朝のめざましの占いで12位でも次の瞬間忘れてるんだよね』
『ああ、私もだよ!占いなんかまるで信じてないよ!でもね、このおじいちゃんだけは違うに!』
だとさ。
まあ、そういうのに頼ってみるくらいの柔軟性も必要かもしれませんね。
妙子には嫁ぎ先の近くにあるケーキ屋のロールケーキを手土産に。妙子はこのロールケーキが大好きだから
『ええ~いいのお~マジで~!嬉しいよう!』
文字にするとスカッとジャパンのりなっしーの言うセリフっぽくなって残念ですが、リアクションはマジもんです。本当に嬉しそうな顔して、目玉落ちそうになりながら驚いて、毎度忙しい子だ。
でも、私はそんな妙子が大好き。
もう、20年近くの付き合いになるのね
いつもありがとう
もう少し頑張ってみる
と言うわけで、ステフ転職とりあえず見送るってよ。