高知市新庁舎建設について調査しました! | 千葉市議会議員 かばさわ洋平  GET BACK TO DEMOCRACY 

高知市新庁舎建設について調査しました!


新庁舎整備調査特別委員会の視察で高知市を調査しました。高知市の新庁舎は平成31年供用開始を目指しただいま工事中ということで仮庁舎にて説明を受けました。昨日の習志野市に続いて五輪建設需要の高まりを受けて、当初構想時の建設予算は110億円だったものが、最終的に169億円まで事業費が増えたということです。


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高知市は千葉市とは違い、設計、施工、維持管理をそれぞれ発注する方式で、地元企業への発注については、地元企業JVで参画し、60億円近くは地元企業への受注につながっており、さらに地元産木材の活用など地元経済への配慮がされていました。

南海トラフの地震に襲われるリスクが高いことから、免震設計は勿論のこと、液状化対策にも効果のある丸太打設液状化対策工法を採用しているのは特徴的です。

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2日間の視察で感じたことは、時期もさることながら、当初事業予算を大きく上回る状況がうまれているということです。千葉市の脱財政危機宣言を解除したというなかでも、298億円から307億円に増えています。建設コストについてしっかりと当初予算で完成させるべく取り組みの必要性を感じます。また設計者目線だけでなく、議場についても、もっと市民意見を聞いて計画に反映させる努力が必要です。