12月30日という日は私にとって忘れられない日
昨年も書いたと思うけど。
今日は、上司でもありママ友のお見舞いに行った日
彼女は笑顔で、癌を全て取り除けなかったこと、4つの抗ガン剤が体に合わなかったことを話してくれた
私は、そうなんやね。としか言葉が見つからなかった
一時間ほど子供の話や職場の話をしていた。その間も体勢を変えながら辛そうだった
そして、私が帰ろうと立ち上がると彼女は点滴台に掴まり立ち上がった
スッと手をだし、私の目を見つめて
「良いお年を」
と、一言だけ言い握手をした
彼女は私より1つ年下で当時は44歳だったかな
上司と言うより幹部でセンター長という立場
パートの私とは背負うものの重さが違う
私生活も仕事も何事にも熱い人だった
私はあの時、なんて強い人なんだろうと思った
自分もこういう人で有りたいと強く思った
彼女は半年という闘病の末、握手をしてからたった一月ちょっと過ぎた、2月6日旅立ってしまった
私は自分の病気が分かって涙が出る度に、握手をしたあの瞬間を思いだす
今年もあと1日
強く強く
来年も
強く強く
良いお年を